「撮っている人も一緒に写るね」より面白くて実用的な使いかたがある
NTTドコモのSamsung電子製スマートフォン「GALAXY S4 SC-04E」のカメラ機能は、メインカメラに有効約1320万画素の裏面照射型CMOSセンサーを、インカメラには有効約210万画素CMOSセンサーを搭載している。このようにGALAXY S4は画素数が従来モデルの有効約810万画素から増えただけでなく、カメラアプリのユーザーインタフェースも使いやすく進化した。
ユーザーインタフェースの変更は、これまでのメニューテキストによる各種撮影モードの選択から、専用のモードボタンによるグラフィカルな撮影メニューモード選択となった。絵と文字表示によって各種撮影モードの効果が分かりやすくなったことはもちろんだが、シャッターボタンの下にモードボタンを追加したことで、撮影モードを切り替えがすぐできるようになった。
新しいカメラ機能で撮影した画像はほか機種でも楽しめる?
撮影モードの切り替えでは、静止画と音を記録できる「サウンド&ショット」、動いている被写体を1枚の写真に合成する「ドラマ」、移動する被写体だけをアニメーションさせる「アニメーション写真」、動いている被写体を削除できる「消しゴム」を追加している。従来の撮影メニューにあったHDRやパノラマ機能も継承している。
新機能のうち、アニメーション写真はアニメーションGIFとして保存するため機種に関係なく閲覧可能だが、サウンド&ショットは音声を埋めこんだJPEGファイルで、GALAXY S4 SC-04E以外では静止画を表示できるが音声は再生できない。
ちなみに、サウンド&ショットで撮影した写真をギャラリーでトリミングしてみたところ、音声データはそのまま残っていたが、写真メモ機能ではサウンド&ショット効果付きでは編集できない。GALAXY S4 SC-04E同士でメールでやりとりする場合、トリミングして送ることはできるようだ。
Copyright© 2013 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.