米Amazon.comは6月16日(現地時間)、同社のタブレット「Kindle Fire」シリーズ向けのアプリストア「Amazon Appstore」への登録アプリ数が過去1年で3倍に増え、24万本を突破したと発表した。
同社は18日に発表イベントを控えており、ここでオリジナルスマートフォンを披露するとみられている。新スマートフォンにとって、発売段階に利用できるアプリ数は非常に重要だ。今回の発表は、アプリ開発者へのアピールとみることもできる。
Amazonは、アプリ開発者の多くがAmazon Appstoreでの収益が他のプラットフォームと同等もしくは上だと回答したという米調査会社IDCの報告を紹介し、「これは始まりにすぎない。われわれは、開発者のためにさらに多くのサービスや機能を提供していく計画だ」とアピールした。KindleアプリはAndroidベースで、多くのAndroidアプリはほぼそのままKindle Fireでも稼働するが、ユーザーにインストールさせるにはAmazon Appstoreに登録しておく必要がある。
米AppleのApp Storeの登録アプリ本数は、先日のWWDCでの発表によると120万本。米GoogleのGoogle Playは米AppBrainによる非公式なものによると約126万本。米MicrosoftのWindows Phone向けアプリは、BUILD 2014での発表では40万本以上、だった。
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