「32ビットのWindows 7 Home Premiumがすごく出ます」
「年末年始のピークと比べて1.5倍の売り上げがある日もありました」(某ショップ)と語られるほどの勢いがあった消費税増税前のラッシュは、4月に入って一気に沈静化した。しかし、反動で大きく冷え込んだという声は少なく、「例年の4月初旬と同程度」との声が大半で、今週末にかけてはむしろ再び盛り上がるとの意見も少なからずある。
パソコンショップ・アークは「先週末はXPからの乗り換え用で人気が集中した32ビット版のWindows 7 Home Premiumを切らしたショップが多ったので、買えなかった人が再度訪れるという流れはあると思います」と語る。
Windows XPのサポートは4月9日に切れるため、サポート内に乗り換えるなら今週末が最後のチャンスとなる。「ある意味、3月末以上に血眼で買いに来る人が増えるのでは」(BUY MORE秋葉原本店)との声も聞いた。
パソコンショップ・アークで見かけた、アップグレード版Windows 7 Professionalのリテールパッケージ。現在は生産していないレアアイテムだ。価格は税込み2万3280円。32ビットと64ビットに両対応している
今週末は平日の間にOSを再入荷して多くのショップが体制を整えているが、32ビット版のWindows 7 Home Premiumの入荷数は十分ではない様子。TSUKUMO eX.は「法人さんが大量に買われたら、日曜日まで持つか分からないです。全部のOSがなくなることはないでしょうが、OS決めうちで探している方は早めに買われるのが無難かもしれません」と助言する。
なお、Windows XPで使っていたパーツには、Windows 7/8.1用のドライバが用意されていないものもある。既存のマシンのハードを流用する場合は事前に対応環境を調べておこう。
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