米Microsoftは3月25日(現地時間)、1980年代にリリースした同社のOS、「MS−DOS」と、ワードプロセッサ「Microsoft Word」の初期版のソースコードをComputer History Museumのページで公開したと発表した。
Microsoftは米IBMの依頼でPCのOS「PC-DOS」を開発した際、IBM以外のPC向けOSとして自社のOS、MS-DOSも開発した。ソースコードを公開したのは1983年リリースのバージョン1.1と翌年リリースのバージョン2.0だ。
Microsoft Wordの最初のバージョンは、1983年にリリースされた。今回公開されたソースコードは、1991年リリースのWindows Ver.1.1a版だ。
Computer History Museumはソフトウェアプログラミングの歴史上で重要な製品のソースコードを公開するプロジェクトに取り組んでおり、今回のMS-DOSとWordの公開はその一環。同博物館は米Adobe Systemsの初代Photoshopや米AppleのMacPaintやQuickDrawなどのソースコードも公開している。
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