ログバーが、指輪型のウェアラブルデバイス「Ring」を、「Wearable Tech EXPO in TOKYO 2014」にて日本で初めて披露した。
Ringは、人差し指に装着して、指1本のジェスチャーのみでさまざまな操作ができるデバイス。「Ring Hub」を介した家電の操作、「Ring Font」を用いた文字の入力、GPSやiBeaconによる店舗での支払い、バイブレーションやLEDによる各種通知などを可能としている。タッチ/モーションセンサーも内蔵している。iOS、Android、Windows Phone端末と連携する。
資金調達をするためのクラウドファンディングサイト「Kickstarter」でプレオーダーを開始したところ、1日半で目標となる25万ドルを達成。日本からもオーダーができ、2014年7月の出荷を予定している。開発者向けのAPIも公開しており、作成したアプリやデバイスを公開できる「Ring Store」もオープンする予定だ。
短時間だったが、会場ではログバー代表取締役の吉田卓郎氏が、RingとタブレットをBluetoothで接続させながら、実際にどのように使うかをデモした。テキスト入力は、Ringを装着して空中に指で文字を書けばよい。実際に「ring」と入力した文字がタブレットに表示された。ほかにスライドアプリの表示や、カメラを遠隔操作してシャッターを切るデモも見せた。
吉田氏は「Ringはスモール、スタイリッシュ、スマート」と3つの言葉で特徴を説明していた。
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人差し指に装着すれば、さまざまなデバイスをジェスチャーでコントロールできるという指輪型端末「Ring」のプレオーダー受け付けがKickstarterで始まった。
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