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第1回 サイズ感はどう? スペックは?――「ELUGA P P-03E」

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 NTTドコモのパナソニック モバイルコミュニケーションズ製スマートフォン「ELUGA P P-03E」は、初めてスマートフォンを使うユーザーを意識した、ケータイライクなUI(ユーザーインタフェース)が特徴のコンパクトなモデル。防水・防塵性能を備え、FeliCa、赤外線、Wi-Fiなどにも対応する高機能な"全部入り"スマホでもある。スペックだけでは語ることのできないデザインや持ちやすさにもこだわった。ドコモは6月8日から端末の予約を開始し、6月15日に販売を開始する予定だ。そんなELUGA Pの使い勝手を、数回にわたってレビューしていきたい。

photophoto「ELUGA P P-03E」。ボディカラーはゴールド、ブラックの2色

質問:持ち心地はどう?

 スマートフォンは毎日触るものなので、手にしたときの心地よさは重要だ。ELUGA Pは、約4.7インチの1080×1920ピクセルのフルHDディスプレイを搭載しながら、本体サイズが約65(幅)×132(高さ)×10.9(厚さ)ミリ、重さが約146グラムとコンパクトなサイズに収まっている。

photophotoラウンドフォルム形状でコンパクトなサイズの「ELUGA P P-03E」。
photophoto端末の上部(写真=左)と下部(写真=右)。端末上部にはイヤフォンジャックと外部接続端子があり、下部にはストラップホールがある

 ELUGA Pの特徴でもあるラウンドフォルムは小さな手でも持ちやすく、片手での操作を快適にする。フラットな形状の「iPhone 5」や「Xperia Z SO-02E」と比べると、背面の丸みがよく分かる。iPhone 5も4隅は丸みを帯びているが、ELUGA Pは背面から側面にかけても丸みを帯びているので、より持ちやすい。

photophoto左から順にELUGA Pと「iPhone 5」。iPhone 5も4隅の角は丸く処理しているが、背面はフラットな形状だ
photophotoパープルカラーでフラット形状の「Xperia Z SO-02E」とELUGA Pを比較した。角張ったXperia Zと比べると、ELUGA Pのラウンドフォルムが際立つ

 ディスプレイのパネル表面には耐指紋フッ素コーティングを施し、タッチ操作で気になる汚れを防ぐ。多少の指紋は残るが、さほど気になるものではなかった。ディスプレイ以外の部分についても、明るい色合いのゴールドは背面をぺたぺたと触っても指紋はほとんど残らない。幅約0.4ミリのフレーム部分も、指紋の付着については気にならなかった。

photophotophoto耐指紋フッ素コーティングを施したディスプレイ画面。多少の汚れは残るが、ほとんど気にならない(写真=左)。背面にはメインカメラ、赤外線ポート、FeliCaマークがある。ゴールドカラーは明るい色合いで指紋が残りにくい(写真=中央)。側面のフレームも触ってみたが、指紋は気になるほどではなかった(写真=右)

 ホームキーは、耐摩耗性のある「ブラック ジルコニアキー」を採用し、表面では唯一の物理キーとなっている。ディスプレイは「ELUGA X P-02E」と同じく静電式タッチパネルだが、ELUGA Pでは高感度近接のタッチパネルを搭載したことで、より操作性が高まった。

photo耐摩耗性のある「ブラック ジルコニアキー」を採用したホームキーは、端末表面では唯一の物理キーだ

質問:片手で操作しやすい?

 ELUGA Pは4.7インチのディスプレイで幅65ミリとコンパクトなサイズだが、片手で持ちながら画面上部をタッチするのは難しい。だが、ELUGA Pは片手で快適に操作するための工夫が見られる。

 ロック画面には、指をかざした部分に解除ボタンやショートカットアプリが表示される「フィットロック」を採用し、片手でも簡単にロックを解除できる。

photophotophotoディスプレイは約4.7インチとまずまずの大きさなので、画面上部に片手でタップするのは難しい(写真=左)。右手で左端下段のアイコンにタップすることはさほど困難ではない(写真=中央)。ロック解除は指をかざした位置に解除アイコンが表示される。画面に触れることなくロックを解除できるタッチアシスト機能を搭載している(写真=右)
photoロック画面にはカスタマイズ可能なショートカットアプリも表示される。カメラやメールなどのアプリをすぐに起動できる

 画面を引き下げることで、画面上部を片手でタップできる「ワンハンドPLUS」機能は、画面下部の矢印を上にフリックすることで操作できる。

photo「ワンハンドPLUS」を使えば、画面を引き下げることができる。ワンタッチで操作できるので、ストレスはない

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