サムスン電子は、2月24日夜(現地時間)に「UNPACKED 5」を行い、「GALAXY S5」「GALAXY Gear 2」「Gear Fit」を発表した。ここでは、Unpacked 5の会場に展示していた「Gear Fit」を使って、実機の姿と操作した感触を報告する。
これなら“無理なく”使える「Gear Fit」
Gear Fitは、曲面有機ELディスプレイパネルを採用したモバイルデバイスで、その外見はリストバンドに近い。曲面有機ディスプレイを採用したおかげで、Gear Fitの本体も曲面を描くことができ、腕に装着したときの違和感がほとんどない。
本体サイズは、23.4(幅)×57.4(奥行き)×11.95(厚さ)ミリで、表示ディスプレイのサイズは1.84インチ。解像度は432×128ピクセルで横方向に長い表示エリアとなっている。
重さは27グラムと軽く、横長の形状も相まって、腕に装着した感覚は通常の腕時計とほとんど同じだ。表示領域を確保するためフットプリントがやや大柄になり、かつ、ダイバーズウォッチをも超える厚みが出てしまって、手首を曲げると手の甲が当たってしまうようなことはない。それだけでも、不快な感触はほとんどなくなる。
ディスプレイはタッチパネルを組み込んでいて、横方向のフリップでメニューをスライドして使いたい機能を選ぶ。フリップする指に対する画面の追従性は速く、指の動きに遅れることなく画面もスライドするので、ストレスはない。
標準で用意する機能は、Pedometer、Exercise、Heart Rate、Sleep、Stopwatch、Timer、そして、スケジュールアラームにメディアプレイヤーコントロール、SNSやメール、着信などの告知機能も用意している。ただし、カメラは内蔵していない。
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