ソニーは2月12日、超高倍率ズームレンズを搭載したサイバーショット「DSC-HX400V」を4月4日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万1000円(税込)。
昨年2月に発表された「DSC-HX300V」と同様、35ミリ換算24〜1200ミリ相当 光学50倍のカールツァイス 「バリオ・ゾナーT*」を搭載する高倍率ズーム機。レンズは先端部分のレンズ群を動かすことで高倍率側でも手ブレの少ない撮影を可能とする「2群防振手ブレ補正」を備える。
画像処理エンジンは「BIONZ X」へと進化したことで、細部質感の表現力向上や回折現象の低減、ノイズリダクション処理の向上などが図られたほか、被写体の大きさを認識して追尾AFのフレームサイズを変化させる「ロックオンAF」も備えることで動く被写体への合焦率を向上させている。
Wi-FiとNFCを搭載したほか、EVF上部には「マルチインタフェースシュー」を搭載しており、外付けストロボ「HVL-F20M」やマイク「ECM-XYST1M」などを装着できる。αとハンディカムに採用されている「マルチ端子」も用意されているので、リモートレリーズ「RM-VPR1」やリモコン付き三脚「VCT-VPR1」などを組み合わせることもできる。
EVFは0.2型/20万画素で接眼部にはアイセンサーを搭載。3型/92万画素の背面液晶はチルト機構を備える。GPSと電子水準器も備える。アプリのインストールで機能追加を行える「PlayMemories Camera Apps」にも対応する。
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