「海外事例に学ぶマーケティングイノベーション」バックナンバー
- 第15回 Social CRM最前線——海外事例に学ぶカスタマー・エンゲージメント
- 第14回 Social CRMによるネットワーク価値の最大化——Influencer(インフルエンサー)を探せ
- 第13回 Social CRMのアプローチを整理する
- 第12回 経営に響くデジタルメディアの実績報告、その書き方
- 第11回 サイレント・マジョリティの覚醒——口コミ効果最大化のために
- 第10回 2013年カンヌ広告祭に見るトレンド(後編)——デジタルメディアがブームの起爆剤になる
- 第10回 2013年カンヌ広告祭に見るトレンド(前編)——理想像ではなく現実を描く
- 第9回 ソーシャルメディアで人間性豊かなコミュニケーションを展開するために
- 第8回 ソーシャルメディアでムーブメントを起こす際の心得
- 第7回 モバイルが利用される“モーメント”を選び、“モバイルムーブメント”を起こす
マーケティング活動のROI最大化を考える上で、いまやソーシャルメディアの活用は必須である。前回、前々回では、そのポイントをSocial CRMという観点から考察し、1)既存顧客に対する「販売機会創出の最大化」、2)新規ターゲットに対する「需要喚起」、3)「お客さまのネットワーク価値の最大化」というメッセージを提言させてもらった。今回は、海外のデジタルマーケティング トレンドを読み解きながら、2014年に注力すべきポイントを考察する。
関連記事
- 第1回 金融機関がiPhoneアプリで住宅探しを支援——Commonwealth Bank Australia
金融業界はさまざまな法規制からデジタルとソーシャルの活用が遅れていると思われてきた。しかし、海外では積極的なデジタルイノベーションが起こり、日本でも、モバイルバンクの「じぶん銀行」が口座数140万件を獲得するなど徐々にその広がりを見せている。金融業界におけるデジタルとソーシャルのマーケティングイノベーションを考察する。 - 第2回 地域活性化で雇用創出を——アメックスの小規模店舗支援プログラム「スモールビジネス・サタデー」
アメリカン・エキスプレスが展開した小規模店舗支援プログラム「スモールビジネス・サタデー」の成功は、さまざまなデジタルマーケティング施策の展開と並行して、政治家や地方自治体への地道なロビー活動を地道に行ったことにある。キャンペーンに実態を持たせ、消費者に「自分ごと」と思ってもらうには? - 第3回 スマートフォンで小額決済、割り勘機能も——ソーシャルバンキングサービス「Kaching」
金融業界ではいま、次世代の決済インターフェイスとして、“スマホを介したコンタクトレス決済”への移行実験を始めている。今回は、オーストラリアのCommonwealth Bankが開発したソーシャルバンキングサービス「Kaching」を紹介する。 - 第4回 海外のソーシャルメディアプロモーション、9つのトレンド
9つのキャンペーンを例にとりながら、各ブランドがソーシャルメディアにどのような役割を担わせ、どのような仕掛けを埋め込み、一体何を成し遂げたのかをご紹介する。 - 第5回 消費者の行動変化を見極める——2013年のデジタルキャンペーン設計
情報技術の進化は消費者の行動変化を促している。企業が仕掛けるマーケティングキャンペーンも、その設計段階から時代の変化への対応を余儀なくされている。「モバイル」「Eコマース体験」「ソーシャルメディア」「リアルタイム性」「ビッグデータ」という5つのキーワードで、マーケティングに影響を与える時代の流れを読み解く。 - 第6回 データ・サイエンティストに学ぶビッグデータのマーケティング・イノベーション3つのポイント
今回はビッグデータのマーケティング・イノベーションについて掘り下げ、ビックデータからビジネスチャンスをつかみ取るためには、どんな点に気を付け、何をすべきなのか見解を示したい。 - 第7回 モバイルが利用される“モーメント”を選び、“モバイルムーブメント”を起こす
今回はソーシャルメディアの拡散性を活かしたコミュニケーションを考察する。また、モバイルというコミュニケーションジャンルをさらに進化させる新たなコミュニケーションデバイス「ウェアラブル」についても少し触れる。 - 第8回 ソーシャルメディアでムーブメントを起こす際の心得
ソーシャルメディアに秘められた拡散性を最大限に引き出し、セールスにつなげるには、ソーシャルで話題になりそうなメッセージを展開するのではなく、ブランドが取り組む社会の課題や問題をどう改善していくのか、そうした普遍の真理を軸としたキャンペーンメッセージを打ち出す必要がある。それが実現できた場合のみ、ブランドのメッセージはソーシャルで拡散され、セールスを後押しするコミュニケーションが展開されるのだ。 - 第9回 ソーシャルメディアで人間性豊かなコミュニケーションを展開するために
ソーシャルメディアを活用したマーケティングの成功を加速するには、どのような点に注意すべきなのだろうか。戦術的な視点で検討する。 - 第1回 拡張現実(AR)の背景と現状について——私はいかにしてARに魅せられたか
次世代の広告表現を可能にする拡張現実(Augmented Reality=AR)。その技術的な背景や最新の活用事例を解説する。 - 第2回 設計図のないビル工事 〜パッチワークでは結果は出ない〜
10階用の基礎の上に30階建てのビルを建設するのは「無理」である。10階建てのビルのために30階用の基礎を作るのは「無駄」である。ビルの工事ならありえないことだが、日本のマーケティングではよく起きている現実である。 - 第1回 統計データから紐解くマーケティングの「デジタルシフト」
コミュニケーションの場がデジタルにシフトしつつあるいま、マーケターにはいったい何が求められるのか。アドビ システムズ 井上慎也氏によるデジタルマーケティング論第1回は各種統計データを元にしたデジタルシフトの現状考察である。 - 第2回 コミュニケーション戦略マップ——BSC各視点の因果関係を整理
今回はコミュニケーション戦略マップの概要を紹介します。コミュニケーション戦略のビジョンや目的、達成目標を俯瞰的に捉え、さらには、それらを組織で共有し、共鳴して増幅できる環境を整えるための指針です。 - 第2回 「多機能/高品質なのに低収益」——間違いだらけの顧客中心主義から抜け出す
ターゲット顧客が必要としていなければ、あえてその要素は切り捨てること。そうしなければ、どの会社も同じような商品を作り、多機能/高品質、かつ低収益な商品を数多く生み出し続けることになる。 - 第1回 衰退する企業と躍進する企業、違いは「事業定義の仕方」にある
「製品志向」で事業を定義する企業は時代の流れに取り残される。米国の鉄道会社のように——。日本アイ・ビー・エム 永井孝尚氏によるマーケティング原論の第1回。 - 第1回 CMOが日本の組織に馴染まない理由
CMOとは何者か? マーケティングドリブン型組織が持ち得る力とは? マーケティングを軸に組織再編を考える松風里栄子氏の新連載。第1回はマーケティング部門が見直される背景および企業の構造再編を阻む要因を整理する。
関連リンク
Copyright© 2014 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.