KDDIの「URBANO L02」(レビューまとめはこちら)は、40〜50代のユーザーに向けたブランド“URBANO”のauスマートフォン。「URBANO PROGRESSO」「URBANO L01」に続く第3弾となる京セラ製のAndroidスマートフォンで、洗練されたデザインと使いやすさの両立がコンセプト。前モデルURBANO L01で好評だったデザインや使い勝手を継承しつつ、新たに、基本的な機能を大きなアイコンで表示するわかりやすいホームUIを導入するなど、操作性の向上を目指した。
OSはL01と同じAndroid 4.2、プロセッサーも1.5GHzデュアルコアのMSM8960と同じものを採用している。バッテリー容量も前モデルと同じ2700mAhで、付属のACアダプターと卓上ホルダを組み合わせた急速充電も可能。急速充電は残量が0%の状態から、30分で約50%まで充電できる。
また、別売りの「無接点充電用電池パック」を利用すると「Qi」に対応した非接触充電も利用可能だ。このバッテリーは前モデルのL01とも互換性がある。L01はバッテリーパックと同時にリアカバーも交換する必要があったが、L02はバッテリーの交換だけでQiに対応する。
メインカメラは有効約1300万画素CMOSで、2枚の写真を合成することで一眼レフで撮影したように背景がぼける「背景ぼかし撮影」といった撮影機能も搭載した。
L01では、フィーチャーフォンに近い操作感覚で使える「エントリーホーム」が標準的なホームUIに加えて搭載されていたが、L02ではそれに加え、新たに基本的な機能だけを大きなアイコンで表示するauの「かんたんメニュー」も搭載した。
かんたんメニューは左右にスクロールできない画面固定で、基本機能と3つのワンタッチダイヤルボタンで構成されたシンプルなホーム画面だ。電話のダイヤル画面やアドレス帳などの基本機能と、専用アプリも用意されている。auにはドコモのらくらくスマートフォンのようなシニア向けの端末はないが、見やすくわかりやすいメニューなのでシニア層ユーザーをカバーできる印象だ。
ロック画面からすぐに文字を入力し、メールや乗換案内アプリなどとスムーズに連携する「すぐ文字」や、声でしたいことを話すとアプリが起動する「すぐごえ」など、京セラ製端末でおなじみの機能も引き続き搭載した。
ボディは防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP5X)仕様。おサイフケータイ、赤外線、ワンセグ、テザリングなど各種機能もしっかり搭載しており、スマートフォンを初めて使う人から買い替える人まで、幅広いユーザーに対応できる製品だ。
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