一方通行の講義ではなく、学生の主体的かつ積極的な参加を取り入れた講義方法である「アクティブラーニング」。長年にわたり、「ビデオ撮影」を用いたアクティブラーニングをドイツ語授業で実践してきたのが、大阪大学 全学教育推進機構 教授の岩居弘樹氏だ。
肩に担ぐほどの大きなビデオを使った授業から始まった岩居教授の授業スタイルは、その後、デバイスの変化とともに進化。2013年秋からは、自身のクラスでiPadを1人1台使用できる環境が整ったという。iPadの活用で、アクティブラーニングはどう進化したのか? その模様をリポートする。
関連記事
- 大阪大学がiPadで語学学習、「発音の個別指導」を講義で実現
- 私物iPadで学力を伸ばした中高一貫校、「タブレットは新たな文具」
- 「物理キーボードなんていらない」——私物iPadを使いこなす女子中学生
- iPadが学校用タブレットのナンバーワンになった4つの理由
- iPad授業のプロが選ぶ、学校で使える“神ツール”8選