開幕前日の基調講演はQualcommからIntelに
2014 International CES(以下、2014 CES)が、現地時間の1月7日から始まる。会場は、例年と同じく、米国ラスベガスのLas Vegas Convention and World Trade Center(LVCC)と、The Venetianになる。また、開催前日の6日には各企業の説明会が集中するが、その会場も2013年と同じMandalay Bay Hotelだ。
現地時間の5日には、「CES Unveiled」が行われる予定だ。CES Unveiledは、その年のCESで注目の製品が一堂に会するイベントで、実質的に2014 CESのスタートになる。
開幕前日の6日は、報道関係者に向けた各企業の説明会が集中する。2014 CESでは、LG Electronics、シャープ、パナソニック、Huawei、サムスン電子、エプソン、Intelなどが“公式”の説明会を予定しているほか、東芝やLenovo、NVIDIA、AMDなど“非公式”で説明会を予定する企業も多い。また、ソニーは、これも毎回恒例となっている展示ブースの事前公開に合わせて、PC、ゲーム、AV機器、デジタルカメラといった各事業の幹部による説明会を行う。
公式基調講演のトップとして6日夕方には、Intel CEOのブライアン・クラーザーニッチ氏が登場する。CEO就任して初めてのInternational CESで、米国コンシューマー業界にどのようなメッセージを伝えるのか注目したい。
7日の午前には、正式開幕後最初の基調講演にソニー CEOの平井一夫氏が登場する。2013年のIFAで掲げた「One Sony」のコンセプトをこの先どのように進化させていくのか。製品群が登場したあとの“第二段作戦”について注目したい基調講演だ。
以上、PCやタブレットデバイス、デジタルカメラやデジタルオーディオの今後を占う2014 CESの情報は、ITmediaのPC USER、Mobile、LifeStyle、デジカメプラス、そして、eBook USERで連日お伝えする予定だ。また、2014 CESの特集ページにも関連記事を集約していくので、動向をまとめてチェックしたい人は是非利用してほしい。
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