Samsungブースの中でもひときわ注目を集めていたのが、腕時計型デバイスの「GALAXY Gear」だ。IFAには一般客も来場できるが、筆者がブースを訪れたのが7日土曜日の日中だったこともあり、かなりの賑わいを見せていた。タッチ&トライコーナーではGALAXY Gearを試す来場者が後を絶えず、しばらく待たなければ触れない状態だった。
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GALAXY Gearの主な機能
まずは基本仕様をおさらいしよう。GALAXY Gearは、GALAXY端末(スマートフォンやタブレット)とBluetooth接続して、さまざまな機能を連携させられるデバイス。ディスプレイは1.63インチのカラー有機EL(Super AMOLED)を備え、解像度は320×320ピクセル、重さは73.8グラム。4Gバイトの内蔵ストレージと、512MバイトのRAMを持つ。CPUのクロック数は800MHz。バッテリー容量は315mAhで、25時間以上の連続使用が可能だという。
同様の腕時計型デバイスとして、ソニーモバイルが「SmartWatch 2 SW2」を発表している。スマートフォンへの着信や新着メールをGALAXY Gearに通知したり、音楽を操作したりできるのは同じだが、GALAXY Gearはカメラとマイク/スピーカーを備えているのが違い。GALAXY Gearから写真撮影、音声コマンド(S Voice)、通話が利用できる。ほかに、スマホから1.5メートル以上離れたら、スマホの画面が自動でオフになってロックが掛かり、再び近づいたらロックが解除される「Auto Lock」や、スマホの置き場所が分からなくなったときにバイブやイルミネーションで教えてくれる「Find My Device」も用意した。なお、GALAXY GearそのものはWi-FiやLTEなどの通信機能は内蔵していない。
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タッチパネルを上下左右にスワイプして操作する
続いて、操作方法を確認していこう。GALAXY Gearが搭載する物理キーは電源キーのみで、基本的にタッチパネルですべての操作をこなす。腕時計型デバイスなので、普段は時刻が表示されているが、この画面を左右にスワイプすると、連絡先、通話・メッセージの履歴、S Voice、設定、アプリ呼出し用などのアイコンが現れる。操作を1つ前の画面に戻すには、上から下にスワイプすればよい。この操作を繰り返すと、最初の時刻表示に戻る。
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時刻の画面で下から上にスワイプするとダイヤル画面が現れ、接続しているスマートフォンの電話番号で電話の発信ができる。
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時刻の画面で上から下にスワイプすると、カメラが起動する。バンドの根本にオートフォーカス対応190万画素カメラ(裏面照射型CMOSセンサー)を備えており、手軽にスナップ写真を撮影できる。手首を回転させてカメラを自分の方向へ向ければ自分撮りも可能だ。720pのビデオ撮影もサポートする。撮影した写真はGALAXY Gearの内部ストレージに保存され、後述する連携アプリを利用してSNSへ投稿したりもできる。撮影直後に右から左へスワイプすると、撮影した写真を閲覧できる。GALAXY Gearのディスプレイはマルチタッチに対応しており、2本指でつまんで拡大・縮小もできる。ダブルタップで拡大・縮小も可能だ。
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タッチパネルはゆっくりスワイプしないと反応しないことがたまにあったが、感度はおおむね良好だ。どの角度からも上下正しく表示されるよう、画面が自動回転するのも気が利いている。1.63インチに320×320ピクセルという解像度は十分すぎるくらいで、写真が意外と(?)きれいに見えたのも好印象。ちなみにSmartWatch 2 SW2のディスプレイは1.6インチ(220×176ピクセル)液晶だ。
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GALAXYスマホ/タブレットと連携するアプリも用意
GALAXY Gear用に開発されたアプリを50種類ほどプリインストールしており、その中のいくつかは、スマートフォンと連携して利用できる。SNS「Path」もその1つで、GALAXY GearのPathアプリから写真を撮ったりチェックインしたりすると、スマートフォンのアプリにその更新内容が反映される(スマホから投稿したのと同じ状態になる)。ほかに「LINE」や「Evernote」も連携アプリとして用意されている。一方で定番アプリの「Twitter」や「Facebook」が無いのは残念なところ。ぜひ今後追加してほしい。
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