米Amazon.comは9月3日(現地時間)、電子書籍リーダー「Kindle」の最新モデル「All-New Kindle Paperwhite」を発表した。昨年9月に発表した「Kindle Paperwhite」と外観はほぼ同じだが、より高速なプロセッサや新しいディスプレイ技術の採用で、読書体験を大幅に改善したという。また、容量も従来の2Gバイトから4Gバイトに増量した。モデル名は「Kindle Paperwhite」のままにするようだ。
米国のAmazonのサイトでは既に予約を受け付けており、Wi-Fiモデルの発売は9月30日。価格はWi-Fiモデルが119ドル、11月5日発売予定の3G搭載モデルは現行モデルより10ドル高い189ドル。
【UPDATE】日本でも予約を開始した。日本でのWi-Fiモデルの価格は9980円で、発売は10月22日の予定。11月30日までに購入すると、新モデル発売記念として1980円分の電子書籍が無料になる。
ディスプレイのコントラストをよりはっきりさせ、内蔵ライトを改善。従来より25%高速なプロセッサを採用し、タッチ技術も改善することにより、ページめくりの速度が速くなったという。
また、今年3月に買収したソーシャル読書サービスGoodreadsのサービスが利用できるようになる。
関連記事
- 「Kindle Paperwhite」コジマでも販売へ
- Amazon、ソーシャル読書サービスGoodreadsを買収 Kindleからも利用可能に
Amazonが、1600万人のユーザーを擁する書籍推奨コミュニティーサービスのGoodreadsを買収する。独立サービスとしての提供を続け、Kindleで利用できるようにする計画。 - Amazon、7インチと8.9インチのタブレット「Kindle Fire HD」他、新製品群を発表
Amazonの9月6日の記者発表では、うわさのオリジナルスマートフォンは発表されなかったが、ハイエンドタブレットシリーズ「Kindle Fire HD」で8.9インチの大画面タブレットが登場した。 - Amazon、「Kindle Paperwhite」「Kindle Fire HD」を発表
関連リンク
Copyright© 2013 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.