「デスクトップ仮想化業界では、特定のアプリケーションをユーザーに効率的に提供することが新たな焦点とないる。ユーザーは通常、フルデスクトップは必要としないため、IT部門は、個々のアプリケーションの提供に力を注がなければならない」。デスクトップ仮想化の専門家ブライアン・マッデン氏は、2013年7月末から8月初めにかけて米国シカゴで開催された技術カンファレンス「BriForum」の基調講演でそう語った。
それでも、Windowsデスクトップがなくなることはないだろう。Webベースでは実現されない複雑なアプリケーションがたくさんあるからだ。
デスクトップ仮想化プロジェクトを始めるときは、これらのことを念頭に置く必要がある。デスクトップを仮想化したい企業は、まずユーザーとアプリケーションを分析しなければならないと、米Flexera Softwareのコンサルタント、グレッグ・ラビーン氏は述べた。
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