米Microsoftは、8月の月例セキュリティ情報を米国時間の8月13日(日本時間14日)に公開すると予告した。最大深刻度が最も高い「緊急」の3件と、上から2番目に高い「重要」5件の計8件を公開し、Internet Explorer(IE)などの脆弱性に対処する。
8月8日に公開された事前通知によると、緊急レベルの3件のうちIEを対象とする更新プログラムでは、IE 10までの全バージョンに存在する脆弱性に対処する。この脆弱性は、Windows 8やRTを含むクライアント版の全Windowsが特に深刻な影響を受ける。
残る2件ではWindows XPとWindows Server 2003の脆弱性、およびExchange Server 2007/2010/2013の脆弱性にそれぞれ対処予定。いずれも悪用された場合、リモートで任意のコードを実行される恐れがある。
重要レベルの5件はいずれもWindowsが対象で、権限昇格やサービス妨害(DoS)、情報流出などの脆弱性修正を予定している。
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