大型サイズのハイエンド端末が登場する中、スペックを抑えてスリムで軽いボディと使いやすさを重視したのが、京セラ製の「DIGNO R 202K」だ。初めてスマートフォンを使うユーザーを意識した「エントリーホーム」や、ケータイライクなUI(ユーザーインタフェース)の「シンプルメニュー」を採用している。
- 第1回 DIGNO Rの持ちやすさはどう? バッテリーは交換できる?
- 第5回 Xperia Aのスタミナはどれくらい?——Xperia Zと比較してみた
- 第4回 カメラの起動速度は? 無限連写でどれだけ撮れる?——「Xperia A SO-04E」
- 第3回 Xperia AとXperia Z、どちらがサクサク動く?
- 第2回 ベンチマークスコアはどれくらい?——Xperia AとXperia Zを比較
- 第1回 203SHから何が変わった? 同梱品は?——「AQUOS PHONE Xx 206SH」
- 第5回 指紋センサーやプライバシーモードはどれだけ“使える”?——「ARROWS A 202F」
- 第1回 「Xperia A」と「Xperia Z」の違いは?
- 第4回 どんな便利機能がある? 文字入力の操作性は?——「ARROWS A 202F」
- 第3回 バッテリーはどれだけ持つ? フルセグの録画はできる?——「ARROWS A 202F」
UIの使い勝手は?
小柄な女性でも扱いやすいDIGNO Rは、初めてスマートフォンを使うユーザーを強く意識したモデルとなっている。では、UIの使い勝手はどうだろうか。まず、ロック画面でタップすると、ロック解除のほかに、「通話」「カメラ」「すぐ文字」の各アプリを直接起動できる。これらのアプリはカスタマイズが可能なので、よく使うものを登録してみると良いだろう。文字入力で使いたいアプリをすぐに呼び出せるすぐ文字の詳細は、第3回で紹介したい。
文字サイズがAndroid標準(中)の1.75倍ある、京セラ独自の「でか文字」が使えるのも特徴だ。大きい文字で見やすいメニューは、ケータイライクでフィーチャーフォンユーザーにもなじみがある。またホーム画面は、端末を横向きにすると自動で横表示に切り替わる。
また、フィーチャーフォンでおなじみの3×4のアイコンを配置した「シンプルメニュー」を採用した。上から「時計」「アドレス帳」「電卓」などよく使うアプリを配置し、使い勝手を重視した。DIGNO Rの特徴的な機能の1つである「省電力ナビ」へもワンタッチでアクセスできる。
「アプリ一覧」をタップすると、「基本機能」「便利アプリ」「コミュニケーション」「エンターテイメント」「ソフトバンクおすすめ」「Googleサービス」の5種類に分かれたアプリ一覧ページが表示される。機能別にまとまっているので、目的のアプリも探しやすくなっている。
京セラ独自の便利機能として、歩行や電車、自動車などの移動状態をセンサーが自動感知し、静止時にWi-Fiスポットをサーチし自動接続する「インテリジェントWi-Fi機能」も搭載した。移動時は3G/4G通信に切り替わり、無駄にWi-Fiスポットを探さないため、快適に通信できる。
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