今年も2つのサンタクロース追跡サイトが開設された。米Microsoftが支援する北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の“元祖”サイトと米Googleの「サンタを追いかけよう」サイトがそれぞれ12月1日(現地時間)にオープンした。
NORADが2012年にそれまで採用していたGoogle MapsからMicrosoftのBing Mapsに乗り換えて以来、Googleは独自のトラッカーを公開している。
サンタトラッカーは基本的には12月24日にサンタさんが世界の子どもたちにプレゼントを届けるために北極を出発し、トナカイのそりで飛び回るルートを“リアルタイムで”追跡するのが目的。毎年12月に入るとオープンしてカウントダウンを始め、最近では毎日新しいゲームや動画を公開するなどのお楽しみコーナーを充実させている。
今年のNORADのサイトはタッチ対応になり、WebGLなどを採用したためPCでもモバイルでも表示が画面サイズに最適化される。また、専用アプリがiOS/Android/Windows Phone向けに公開されている。サンタ追跡は、Facebook、Twitter、YouTuge、Google+でも可能。Microsoftはサンタ追跡にもサティア・ナデラCEOのマルチプラットフォーム対応志向を反映しているようだ。
この他、今年はサンタさんのために働く新人の妖精に名前を付けるキャンペーンも実施する。MicrosoftはこのWebサイトをInternet Explorerのキャンペーンの一環と位置付けている。
Googleのサンタトラッカーもモバイル対応したが、こちらのアプリはAndroid版のみ。なお、新機能としてChromecastに対応した。
恒例のゲームコーナーの他、世界のクリスマスの習慣を紹介する地図コーナーやJavaScriptのコーディングを学ぶコーナーなど、教育的なコンテンツが増えた。
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