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胸ポケットに収まるPC「ZBOX P」シリーズがアキバで話題

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「何に使う、よりも興味が先行しますね」——ZOTAC「ZBOX P」の反響

 NUCやBRIXといった超小型ベアボーンは自作PCの一ジャンルとして浸透しているが、先週はZOTACの「ZBOX」ブランドからさらにコンパクトな「ZBOX P」シリーズが登場している。

 66(幅)×115.5(奥行き)×19.2(高さ)ミリのボディに、Atom Z3735Fや2GバイトのDDR3Lメモリ、IEEE802.11n+Bluetooth 4.0アダプタなどを内蔵し、eMMCストレージに32ビット版Windows 8.1 with Bingをインストールしている完成体のPCで、ストレージ容量別に64Gバイトの「ZBOX PI321 pico Win8.1 with Bing」と、32Gバイトの「ZBOX PI320 pico Win8.1 with Bing」をラインアップしている。価格は4万2000円弱と3万5000円弱だ。

og_akibapickup_001.jpgZOTAC「ZBOX PI320 pico Win8.1 with Bing」。付属のVESAマウントカバーを装着しているところ

 スマホ大の本体サイズはインパクトは大きく、入荷した各ショップで大いに話題を集めていた。BUY MORE秋葉原本店は「通常サイズのHDMI端子や有線LAN端子がついているので、さまざまな環境でマルチメディアが楽しめますね。データはクラウドにためて、PC環境を持ち歩くというスタイルでいろいろ遊べそうです」と高く評価していた。

 パソコンハウス東映も入荷した時点で「ACアダプタが必要ですが、端子を何とかすればモバイルバッテリでまかなえるかもしれません。まだ何を目的にという感じではないですが、ポテンシャルを買うという流れは初回から期待できそうです。こういうの好きな人は多いですから」と大きな反響を予想している。

 2012年末にはNUCがデビューし、2013年末はHaswell世代のCore iシリーズを搭載したNUCやBRIXが注目を集めた。2014年末にはさらに小型のマシンがブームを作るかもしれない。

og_akibapickup_002.jpgog_akibapickup_003.jpgZBOX Pのパッケージと、VESAマウントを外した本体(写真=左)。通常サイズのHDMI端子や合計3基のUSB 2.0端子、100BASE-T対応のLAN端子のほか、micro SDXCスロットも備える(写真=右)

og_akibapickup_004.jpgBUY MORE秋葉原本店のPOP

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