米Microsoftは7月30日(現地時間)、「Windows 8 Enterprise Edition」の次期Windowsアップデートのプレビュー版「Windows 8.1 Enterprise Preview」を公開したと発表した。TechNetのページから無料でダウンロードできる。
同社は6月26日にWindows 8.1プレビューを公開済みだ。
Windows 8 Enterprise Editionは、Windowsソフトウェアアシュアランスを介して購入するWindowsの企業向けエディション。Windows 8 Proの機能に加え、Windows To Go、DirectAccess、BranchCache、AppLocker、Virtual Desktop Infrastructure(VDI)、Windows 8アプリの展開などの機能がある。
MicrosoftはWindows 8.1の公式版のリリース時期を“年内”としている。同社はWindows 8 Enterprise Editionユーザーに対し、Windows 8.1 Enterpriseへの移行に備えるために、このプレビュー版をテストするよう勧めている。
Windows 8.1のOEM向けRTMは8月後半と発表されており、ホリデーシーズンには同OS搭載の端末が発売される見込みだ。
同社はまた、Windows 8.1でWindows 8のライフサイクルが延びるわけではなく、延長サポートの終了は2023年1月10日のままであることも発表した。Windows 8ユーザーは、ライフサイクルのサポートを受け続けるためには、Windows 8.1の正式版リリース後2年以内にWindows 8.1にアップデートする必要がある。
変更履歴:延長サポート終了年が2023年のところ、2013年としていました。お詫びして訂正します。[2013/7/31 8:00]
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