ニュースキュレーションアプリ「Gunosy」を運営するGunosyは11月11日、ECサイトや予約サイトなどを運営するパートナー企業と提携し、Gunosyからシームレスに買い物や予約などを可能にする新戦略「Gunosy Platform」を発表した。スマートフォンのポータル構築を目指し、「あらゆる決済行動をスマートフォンに最適化した形で行える場に進化する」としている。
現在、Gunosyのダウンロード数は700万、月間アクティブユーサーのうち毎日アクセスしている割合は46%、提携媒体数は200以上、月間ページビューは1億以上、広告主数は400以上、広告の累計コンバージョン数は100万以上という。
新たに5000万人というユーザー目標を掲げ、「Gunosy5000万都市構想」をスタートする。スマホを「実生活の行動基点」と再定義し、パートナー企業が運営するECや求人、旅行予約、クーポンサービスなどに、Gunosyの画面からシームレスにアクセスしたり、商品購入や予約、コンテンツの閲覧などができるようにする。
パートナーサイト第1弾は、クーポンサイトの「Groupon」(グルーポン・ジャパン)、求人サイトの「ジョブセンス」(リブセンス)、漫画配信の「マンガボックス」(ディー・エヌ・エー)、au(KDDI)のエンターテインメントコンテンツなど11社14サイト。1年後に500企業との提携と、月間25万件の取引を見込む。パートナーとの提携モデルは「G Development」と名付けている。
スマホ向けポータルを目指す取り組みとしては10月、KDDIが傘下のベンチャー企業などを連携させた「Syn.」(シンドット)を発表。GunosyにもKDDIが出資している。
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