米Googleは11月5日(現地時間)、3日に招待制で公開した新メールアプリ「Inbox」で待ちなしでアカウントをもらえる“ハッピーアワー”を実施すると発表した。
米太平洋時間の5日午後3時〜4時(日本時間の6日午前8時〜9時)の間にInboxにメールで招待を申し込むと、10時までに招待状を受けとれるという。
Inboxは、同社のGmail開発チームが新たに構築した新しいメールアプリ。マテリアルデザインのユーザーインタフェース、新しい発想のカテゴリ管理、メールだけでなくユーザーがGoogleカレンダーやGoogle検索など一連の同社サービスで行ったアクティビティを反映させたリマインダー機能などを備える。Android、iOS、デスクトップのChromeブラウザで利用できる。
現在は招待制で、招待されるには上記のメールアドレス宛にメールで申し込むか、既にInboxを使っているユーザーに頼む必要がある。既存ユーザーが招待できる人数も限定されている(本稿筆者の場合は3人分だった)。
Googleは2004年に提供を開始したGmailの際も、同様の招待制を使った。こうした招待制で飢餓感をあおり、話題にするマーケティング手法はその後Mailboxなど、多くのサービスで採用されている。Gmailは2007年まで招待制だった。
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