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「あなたの会社が現在、どれほどデジタル化が進んでいようとも、やるべきことはまだある」。2014年10月初めに開催されたシンポジウム「Gartner Symposium/ITxpo 2014」において、2015年の戦略トレンドおよび戦略的技術としてGartnerが掲げるトップ10リストについて説明した同社のアナリスト、デビッド・セアリー氏は、そう指摘した(参考:知らないと恥ずかしい2014年の「10大ITトレンド」)。同氏はこの10項目のリストを3つのカテゴリーに分類した。最初の3つは、現実世界と仮想世界との融合を反映したもの。次の3項目は、インテリジェンス(単なるコンピューティングではない)に関するものだ。最後の4つは、ITの将来を特徴付けるものとして分類され、その最終的な形態をGartnerは「WebスケールIT」と呼んでいる。
WebスケールITというコンセプトには、企業の最高情報責任者(CIO)たちがこの数年間、格闘してきた数々のIT問題も含まれる。「いつでも、どこでも、どんな端末でも可能なコンピューティング、そしてそれを実現するのに必要なセキュリティ」を特徴とするIT環境への移行、そしてこの環境で配信されるデータが人々の仕事の効率を高める必要があるという状況は、Gartnerのリストに色濃く反映されている。
ではリストの中身を見てみよう。
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