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ふわっとした掃除機?――ダイソンが新型コードレス掃除機「Dyson fluffy」とファンヒーター「AM09」を発表

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 ダイソンは9月25日、新しいコードレス掃除機“Dyson fluffy”(フラフィ)こと「DC74」と、ファンヒーター“Dyson Hot+Cool”の新製品「AM09」を発表した。

ts_09am01.jpg「DC74」を抱えるケビン・グラント氏(左)と「AM09」を持つマーティン・ピーク氏(右)

 「Dyson fluffy」は、現行モデル「DC62」と共通のボディーに新型ノズルを組み合わせたコードレス掃除機だ。しかし新型ノズルは、fluffy(=ふわっとした)柔らかいローラーを備え、大きなゴミと微細なゴミの両方を取り去ることができるという。

ts_09am02.jpgts_09am03.jpg柔らかいローラーを備えた「Dyson fluffy」(フラフィ)

 発表のために来日したコードレス掃除機製品の開発責任者、ケビン・グラント氏は、「ほとんどの掃除機は、大きなゴミか小さなゴミのどちらかしか吸い取ることができない。微細なゴミをとるにはヘッドの底面を床にできるだけ密着させる必要があるが、それでは米粒などの大きなゴミを前方に押すだけになってしまう」と指摘する。

 Dyson fluffyのヘッドの先端部分(エッジ)は、床との間に大きな隙間があり、ローラーの下の部分が露出している。前に進めれば、米粒や猫のトイレ用の砂(猫砂)などの大きめのゴミでもふわりと包み込み、ヘッド内側の吸引口へ運ばれる仕組みだ。

ts_09am04.jpgゴミを包み込み、内側へ運ぶ

 デモンストレーションでは、数台の他社製掃除機台と一緒にさまざまな床材の上を掃除してみせた。他の掃除機は猫砂など大きなゴミを先端で押してしまうが、「DC74」はしっかりと絡め取ることをアピール。グラント氏は、「大きなゴミを掃除するときもヘッドを交換する必要がない。掃除機の日常使用で発生するフラストレーションをまた1つ解決した」と胸を張った(→インタビュー記事)。

ts_09am05.jpgts_09am06.jpg他社製品では大きなゴミが途中のスリットに残ってしまった

 “Dyson fluffy”「DC74」は、付属ツール(ノズル)の違いで2機種をラインアップ。このうち「DC74モーターヘッド」は、ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル、隙間ノズルが付属して7万4800円。「DC74モーターヘッド コンプリート」は、さらにふとんツールとハードブラシ、延長ホースを加えて8万4800円となっている。10月14日から直販サイトで、また10月23日から全国の家電量販店などで販売を開始する予定だ。

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