米Appleのクラウドサービス「iCloud」がハッキングされ、セレブのプライベート写真が流出するという事件が発生した(参考:有名人でなくても危険 「iCloud」ハッキングに遭わないために今できること)。この事件を受けて、Appleや多くのセキュリティ専門家は、今後同様の事件が発生しないよう2要素認証を有効にすることを強く推奨している。だが、1つ問題がある。2要素認証を利用できるiCloudサービスは限られている。そのため、2要素認証を有効にしても、ユーザーが攻撃に対して脆弱な状況は改善されない可能性があるのだ。現状、iCloudアカウントを保護するには、強力なパスワードを使う以外にないと専門家は警告している。
関連記事
- オバマ大統領が「iPhone」を使わない“やっぱり”な理由
- 「iPhoneは本当に安全か」、米Appleのセキュリティ資料が明かす新事実
- Apple社員も被害、「水飲み場型攻撃」の脅威とは
- 何が起きたのか「韓国大規模サイバー攻撃」