米Appleは9月9日(現地時間)、6月のWWDCで発表したクラウドストレージサービス「iCloud Drive」の料金プランを発表した。
iCloud Driveは、17日にリリースするモバイルOS「iOS 8」および10月にリリースとみられるデスクトップOS「OS X Yosemite」で使える新サービス。米Googleの「Google Drive」や米Dropboxの「Dropbox」のように、クラウドストレージを端末上のフォルダとして扱える。WWDCの発表段階ではまだ有料版の価格が不明だった。
1カ月当たりの価格(税別)は以下の画像の通り、5Gバイトが無料、20Gバイトが100円(0.99ドル)、200Gバイトが400円(3.99ドル)、500Gバイトが1200円(9.99ドル)、1Tバイトが2400円(19.99ドル)。
ちなみにGoogle Driveの料金プランと月額料金は、15Gバイトが無料、100Gバイトが1.99ドル、1Tバイトが9.99ドル、10Tバイトが99.99ドル、20Tバイトが199.99ドル、30Tバイトが299.99ドル。容量だけでみると、例えば1Tバイトは約半額と、Google Driveの方が圧倒的に安い。Google DriveはMacおよびiOSもサポートする。
ただし、iCloud DriveではAirDropを使ってApple端末間でのコンテンツの共有が可能だったり、iWorkが使えるなど、iCloud Driveならではのメリットがある。
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