米Appleが次期iPhoneを披露するとみられる発表イベントを目前に控え、米調査会社Localyticsは9月8日(現地時間)、8月の世界でのiPhoneのモデル別シェアを発表した。
2012年9月に発売された「iPhone 5」が、現行の最新上位モデル「iPhone 5s」(発売は2013年9月)を2ポイント上回る27%でトップだった。これは、ユーザーは2年契約付きで端末を購入することが多いためだろうとLocalyticsはみている。
Localyticsは1億台以上のiOS端末を対象にこの調査を行った。
iPhone 5sと同時に発売された「iPhone 5c」は8%で、2モデル合わせると33%になる。
iPhone 5は既にAppleのオンラインショップでは販売していない。「iPhone 4s」はまだ販売しており、シェアは21%だ。
9日に発表されるとみられる“iPhone 6”に関するうわさでは、ディスプレイサイズが4.7インチと5.5インチの2モデルで、後者は“iPhone 6 Plus”という名称。NFCを搭載し、モバイル財布機能が利用でき、同時に発表されるという“iWatch”(仮)と連係させて健康・フィットネス機能を利用できるとされている。
発売は、これまでのiPhoneと同じ流れであれば19日(金曜日)になる見込みだ。5.5インチモデルは遅れるとの見方もあるが、iPhone 5sのゴールドモデルと同じように供給量は少なくても4.7インチと同時に発売されるようだ。
発表イベントは日本時間の10日午前2時から、Appleの特設サイトで視聴できる。
関連記事
- 謎のiPhone 6……揺れる観測報道 発売遅延も? 関連業界やきもき
- Apple、9日のイベントを生中継へ──“iPhone 6”と“iWatch”を見られる?
Appleが9月9日にフリントセンターで開催する発表イベントをライブストリーミングする。視聴するにはSafari(Windows版を除く)あるいはApple TVが必要だ。 - “iPhone 6”はモバイル財布機能搭載か
- 新iPhoneはNFC搭載?
- やはり新iPhoneは画面が大型化した2サイズ? WSJも報道
関連リンク
Copyright© 2014 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.