Macを使っていて、最も多く触れるアプリケーションといえばやっぱり「Finder」! ウィンドウの操作やファイル/フォルダの構造などを管理してくれる機能で、WindowsでいうところのExplorerに相当する存在だ。
しかし、Windowsから乗り換えてきたり、スマートフォンをメインに使ってきた人は、意外とその細かい使い方を知らないはず。「何か手になじまないんだよなぁ」という方は、この秋に次期OS X 10.10「Yosemite」がリリースされる前に是非この記事で基礎をおさえておくべし。ある程度Macを使っている人なら「そんなの知ってるよー」という内容かもしれないが、その点はご容赦を。
その1、デスクトップに内蔵ストレージを表示する
OS Xは、標準ではデスクトップに内蔵ストレージのアイコンが表示されないようになっている。元々のMacユーザーなら特に問題ないのだが、「Cドライブの『プログラムファイル』の……」と一番上の階層から移動するのに慣れているWindowsユーザーは少しとまどうかもしれない。Finderの環境設定で表示するように変更しておこう。
デスクトップを一度クリックしてFinderに切り替えて、「Finder」メニューから「環境設定」を開き、「一般」タブにある「デスクトップに表示する項目」のうち「ハードディスク」をオンにすると、内蔵ストレージが現れるようになる
その2、ストレージの空き容量を手早く確認する
MacBook Airなど、内蔵ストレージが少ないMacに写真や動画をどんどん取り込んでいくと、すぐに空き領域がなくなってしまいがちだ。日常的に「あと○G倍とくらい残ってる」とチェックできるように、「表示」メニューから「ステータスバーを表示」を選んで、ウィンドウ下のバーに空き領域を表示しておこう。
適当なウィンドウを開いて「表示」メニューから「ステータスバーを表示」を指示すればOK。現在開いているフォルダ内にあるファイル/フォルダの数と、空き領域が現れる(画像=左)。ちなみにFinderではないが、アップルメニューから「このMacについて」を開いて「詳しい情報」ボタンを押し、「ストレージ」タブに切り替えると、ストレージの中身が何で埋まっているか大まかにチェックできる(画像=右)
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