Samsung Mobileの英国法人は8月22日(現地時間)、日本でも広まっている米国発のチャリティー運動「Ice Bucket Challenge」(IBC、アイスバケツチャレンジ)を模した「GALAXY S5」の宣伝動画を公式YouTubeチャンネルで公開した。
IBCは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者支援を目的としたチェーンメール形式のSNSキャンペーン。指名を受けた人はバケツに入った氷水を頭から浴びる動画を公開するか、ALS Associationに100ドル寄付するかを選択(動画を公開しつつ寄付もする人が多いようだ)し、3人を指名する。IT業界でも米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOや米Microsoftのサティア・ナデラCEOなど、多数の著名人が参加した。
Samsungの動画は、防塵・防水の保護等級がIP67(耐塵・完全防水)のフラッグシップ端末GALAXY S5が音声で自己紹介し、氷水を浴びた後、米Appleの「iPhone 5s」、台湾HTCの「HTC One 8M」、フィンランドNokia(現Microsoftの1部門)の「Lumia 930」という、いずれも防水をうたっていないモデルを指名するというものだ。
さすがに一応チャリティーにはなっており、英国のMND(Motor Neurone Disease、ALSを含む運動ニューロン病) Associationに寄付している。
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「技術には人を結び付ける力があり、ITは絶望した人々に希望を与える」──Microsoftの2014 Super BowlのCMには、ALSと闘う元NFLのスティーブ・グリーソン氏による“ナレーション”が流れる。
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