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iPadが3Dスキャナに変身――イグアス、「iSense」の販売を開始

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iSense

 イグアスは2014年8月18日、米3D Systems社製パーソナル3Dスキャナ「Sense」のiPad専用モデルである「iSense」の販売開始を発表した。

 iSenseは、専用アプリをダウンロードしたiPadに装着して利用する持ち運び可能なパーソナル3Dスキャナ。本体サイズは119.2×27.9×29mmで、重さは99.2gである。対象をスキャンすることで簡単に3Dデータ化することが可能で、付属のソフトウェアを用いることで、スキャンデータをSTLデータ形式などに変換できる。


iSenseiPad向けパーソナル3Dスキャナ「iSense」

 動作環境はiOS 7以上を搭載した「iPad Retinaディスプレイモデル(第4世代)」「iPad Air」「iPad mini Retinaディスプレイモデル」。販売価格は7万円(税抜き)。製品の主な仕様は以下の通りだ(表1)。

内容iSense
視野角水平:45°/垂直:58°
作業範囲0.4m 〜 3.5m
x/y分解能@0.5m0.9mm
Z分解能@0.5m1mm
スキャンエリアMin:0.2×0.2×0.2m / Max:3×3×3m
フレームレート30fps
出力フォーマットSTL、OBJ、PLY
表1 製品仕様

 なお、同社は2014年1月よりハンディタイプの3Dスキャナ製品Senseの取り扱いも行っている。Senseの販売価格は5万5000円(税抜き)である。

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