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猛暑なので、「G-Tune」ゲーム推奨モデルと引きこもってみた

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ゲームをするなら「G-Tune」のゲーム推奨モデルが狙い目

og_ava_001.jpgG-Tuneの推奨モデル。人気タイトルが並ぶ

 夏といえばゲームだ。世の中には、海やプールで強力な紫外線にさらされたり、熱帯夜の中じっとりと汗をかきながら花火を見上げるのが好き、という人もいるようだが、筆者は空調の効いた部屋で心やすらかにディスプレイの中の仮想空間に没頭していたい種類の人間である。

 できるだけ外に出たくない。暑いのが嫌い。夏休みは引きこもってゲームをしていたい。そもそも着ていく水着や浴衣がない——PC USERの読者の中には、そんな筆者の切実な思いに共感してくれる人もいるだろう(と思いたい)。

 というわけで、今回はPCゲームを快適に楽しめる、いわゆるゲーミングPCを紹介する。ゲームプレイに特化したPCでは、おなじみマウスコンピューターの「G-Tune」が知られているが、すでに目当てのゲームタイトルが決まっているのであれば、推奨モデルを選ぶのも手だ。

 推奨モデルのメリットは大きく2つある。まず1つは、目的のゲームがきちんと動作することを保証している点。「このゲームをしてみたいけど、どのくらいのスペックが必要なんだろう」「今のノートPCじゃちょっと動作が重いから乗り替えたいんだけど、どんなPCが最適なんだろう」といったPC初心者にありがちな疑問も、推奨モデルを選ぶことで手っ取り早く解決できる。

 もう1つは、ゲームタイトルによってはオリジナル特典が付属する点。その内容は、ゲームを有利に進められるものから、一定期間無料のプレイチケット、単なるオシャレアイテムまでさまざまだが、そのゲームをプレイするうえで有用なものが多い。ライバルに差をつけたいなら、こうした推奨モデルだけの特典も魅力だ。

og_ava_002.jpgAVA推奨モデル「NEXTGEAR i630SA1-SP-AVA」

 G-Tuneにも当然、推奨モデルが多数ラインアップされており、その数は執筆時点で31タイトル。FPSからMMORPGまで、人気タイトルのほとんどを網羅し、プレイしたいゲームと予算にあわせて、自分に最適なモデルを選べるようになっている。ここでは、ゲームオンが国内展開するオンラインFPS「Alliance of Valint Arms」(以下、AVA)の推奨モデルを取り上げた。

 PC用オンラインFPSのAVAは、ゲームエンジンにUnreal Engine 3を採用し、Free to Playタイトル(基本プレイ無料/アイテム課金)ながら高品位なグラフィックスでも知られる人気ゲームの1つだ。マウスコンピューターのG-Tuneは、AVA初の公式個人戦「AVAGST2013」のスポンサーをはじめ、大会開催を記念したAVAコラボモデルを販売するなど、同ゲームとの関わりが深い。G-TuneがAVAの大会公式モデルで採用された実績もあり、「AVAをプレイするならG-Tuneの推奨モデル」と考えるのは自然な選択だ。

 今回は全3モデルがラインアップされるAVA推奨モデルのうち、最上位のシルバーモデル「NEXTGEAR i630SA1-SP-AVA」を紹介しよう。

og_ava_003.jpgog_ava_004.jpg推奨モデルとして快適な動作が保証されているのはもちろん、ゲーム内の特典アイテムが付属するのも魅力だ

最新世代かつ強力なCPUとGPUを搭載

og_ava_005.jpg

 NEXTGEAR i630SA1-SP-AVAのケースは、光沢感のあるブラックのフロントマスクにシルバーパーツをあしらい、電源投入時に青色LEDが光る精悍なデザインだ。直線的なフォルムは中世の騎士を連想させ、いかにもハイスペックなゲーミングモデルという雰囲気をまとっている。

 内部の冷却は、フロントマスクの両脇とサイドパネルに吸気用のスリットを設け、前面のメッシュカバー内にある12センチファンと、背面側のファンで強力なエアフローを作り出す構造だ。メッシュパネルは簡単に着脱が可能で、ホコリの除去といったメンテナンスが楽に行えるのもうれしい。底部には振動防止のラバー製インシュレーターを装着しており、排熱や騒音対策は万全といえる。

og_ava_006.jpg本体上部に2基のUSB 3.0と2基のUSB 2.0、メディアスロット、ヘッドフォン、マイクといった着脱頻度の高い端子が並ぶ。本体を机の下に設置したとき、各端子が手の届きやすい位置にくるレイアウトだ

 本体サイズは190(幅)×470(奥行き)×450(高さ)ミリとかなり大柄なので、基本的にはデスクの下に設置することになると思われるが、その際でも着脱頻度の高いUSBや各種メディアスロットが本体上部に並んでいるため、アクセスしやすい。

 内部の拡張ベイは、5インチが2基(空き1)、3.5インチが5基(空き3)。Intel Z87 Expressチップセットを搭載するマザーボードは、メモリスロットが4基(最大32Gバイト)、拡張スロットとしてPCI Express x16×2(空き1/うち1つはx4動作)、PCI Express x1×3(空き3)を用意している。メインマシンとして十分な拡張性を備えている。

og_ava_009.jpgog_ava_010.jpgog_ava_011.jpg本体前面/背面/左側面

og_ava_007.jpg最新世代のCore i7-4770Kを搭載。8スレッド処理に対応し、Turbo Boost時には最大3.9GHzで動作する

 評価機のスペックは、CPUに“Haswell”こと第4世代Coreの最上位であるCore i7-4770K(3.5GHz/最大3.9GHz)を採用し、ゲーミングモデルのキモであるグラフィックスも、NVIDIAの最新GPU「GeForce GTX 770」(GDDR5 2Gバイト)を搭載する。GeForceの700番台ではTeslaと同じ「GK110」コアを採用するTITANや780が上位グレードに存在するが、770も旧ハイエンド製品のGeForce GTX 680に並ぶスペックを持つ強力なGPUである。

 メモリ容量は16Gバイト(8Gバイト×2)と十分。ストレージは120GバイトSSDをシステムドライブ、2TバイトHDDをデータドライブとして使い、性能と価格のバランスがよい構成といえる。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブだ。

 ゲームに特化した推奨モデルとして販売されてはいるものの、基本スペックを見るとほぼ死角は見当たらず(あえて挙げるならBlu-ray Discではない点だが、必要なら+7980円で変更できる)、あらゆる用途で快適な性能を発揮してくれるはず。ベンチマークテストでその実力を見ていこう。

og_ava_008_1.jpgog_ava_008_2.jpgKeplerアーキテクチャを引き継ぐ「GK104」コアを採用したGeForce GTX 770。CUDAコアが1536、テクスチャユニットが128基と、GTX 680に並ぶスペックを持つ。動作クロックは1046MHz、Boostクロックは1085MHz。GDDR5メモリのクロックは7010MHz相当に高速化されている。評価機には独自のオリジナルクーラーを採用するMSI製グラフィックスカードが搭載されていた

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