米Microsoftは8月7日(現地時間)、Webブラウザ「Internet Explorer(IE)」のサポートおよびセキュリティアップデートの各バージョンのタイムラインを発表した。IE 8に関しては2016年1月12日に完全に終了する計画という。
2016年1月12日時点でサポートおよびセキュリティアップデートの対象になるのは、以下のOSとブラウザの組み合わせのみ。例えばWindows 7 SP1でIE 8〜10を使っているユーザーはこの期日までにIE 11にアップデートするようMicrosoftは推奨する。
米分析会社Net Applicationsが毎月発表している世界でのWebブラウザのバージョン別シェアの7月版では、IE 8のシェアがいまだに最も大きく21.56%。Microsoftが昨年秋にリリースした最新ブラウザのIE 11のシェアは2位の16.7%だった。
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