PCやモバイル製品の修理を手掛ける米iFixitは7月31日(現地時間)、米Facebook傘下の米Oculus VRが24日に出荷を始めた「Oculus Rift」の開発キット「Development Kit 2(DK2)」の解剖リポートを公開した。
このHMD(ヘッドマウントディスプレイ)は(名称から分かるように)まだ開発者向けのプロトタイプだが、Oculusによると4万5000個以上の予約があったという。
この解剖で、ディスプレイが韓国Samsung Electronicsのスマートフォン「GALAXY Note 3」のものとほぼ同じであることが分かった。Samsungのロゴの入った5.7インチ( 1080 x 960)のパネルがタッチスクリーンコントローラーがついたまま使われている。ただし、Note 3のリフレッシュレートは60HzだがDK2のリフレッシュレートは75Hzとなっているので、「クロックアップ」してあるとiFixitは指摘する。
プロセッサはSTMicroelectronicsのARM Cortex-M3ベースで、HDMIインタフェースブリッジは東芝製。
恒例の修理しやすさ採点は、10点中9点。1点の減点は、HMDではなくポジショントラッキング用のカメラが少し開けにくかったため。
詳細なリポートはこちら。
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