米Microsoftは7月21日(現地時間)、同社主催の一連の商業用技術カンファレンスを1つに統合し、来年5月4日にイリノイ州シカゴで開催すると発表した。カンファレンスの名称はまだ公表されていない。
統合されるのは主に企業の幹部や管理者向けという位置付けの、TechEd、Microsoft Management Summit、SharePoint Conference、Exchange Conference、Lync Conference、Project Conference。開発者会議のBuildとパートナー企業向けイベントのWorldwide Partner Conference(WPC)は対象外だ。
Microsoftは、これまで上記のカンファレンスに参加してきたユーザーと、Office 365に興味のあるユーザーにこのカンファレンスの参加を勧めている。
過去の参加者から、もっと製品全体にわたるカンファレンスを、という希望があったこととと、Microsoftの「クラウド第一、モバイル第一」という方針にとっても製品別よりも全体のロードマップを示せるイベントが必要だという判断でイベントを統合することにしたとしている。
関連記事
- Microsoft、1万8000人削減へ 主に元Nokiaから
Microsoftが過去最大となる1万8000人の削減を発表した。4月に買収を完了したNokiaの端末部門の約半数の従業員に当たる1万2500人の他、組織全体のフラット化で世界の従業員が対象になる。Androidフォークの「Nokia X」は終了し、Windows Phoneに集中する。 - Microsoft、Chromebook対抗を表明──HPが年末に99ドルの“Stream PC”を発売へ
関連リンク
Copyright© 2014 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.