既報の通りグーグルは2014年7月14日、日本市場でもChromebookの販売が始まることを発表した。発表会会場では実際に動作するサンプル機の展示もあった。サンプル機の姿をとらえた写真を紹介していこう。
日本でChromebookを発売することが決まっているメーカーは、7月14日の時点では日本エイサー、エイスース・ジャパン、デル、日本ヒューレット・パッカード、東芝の5社。日本エイサーは7月中に、エイスース・ジャパンは8月、日本ヒューレット・パッカードは9月に発売する予定。デル、東芝の2社は近日中に発売日を発表する
発表会会場に展示してあったサンプル機3台。左2台がエイスース・ジャパン、右側の1台が日本エイサーの製品。3台ともキーボードが米国仕様になっているが、日本での発売時には日本語キーボードになるという。ただし、日本でこの3機種すべてが発売になるとは限らないという
日本エイサーのサンプル機。外見の特徴から、米国ですでに販売が始まっている「C720」と考えられる。C720は1366×768ピクセルの11.6型液晶ディスプレイと16Gバイトのストレージを搭載している。プロセッサはHaswellアーキテクチャのCeleron 2955U(デュアルコア、2スレッド、1.4GHz)だ。
エイスース・ジャパンのサンプル機。キーボード手前に貼ってあるステッカーを見ると、5月に米国で発表になった「ASUS C300」であることが分かる。プロセッサはIntelのCeleron N2830(デュアルコア、2スレッド、動作周波数は2.16GHzで、最大で2.41GHzで動作する)。「Bay Trail」というコード名で開発が進んでいたものだ。ほかには1366×768ピクセルの13.3型液晶ディスプレイと16Gバイトのストレージを搭載している製品だ
エイスース・ジャパンのもう1つのサンプル機。こちらは5月に米国で発表になった「ASUS C200」であることが分かる。プロセッサはC300と同様に、IntelのCeleron N2830。1366×768ピクセルの11.6型液晶ディスプレイと16Gバイトのストレージを搭載する製品だ。一度電源を切って再び入れてみたところ、電源を入れてからこのログイン画面を表示するまで数秒しかかかっていなかった
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