米Microsoftは7月9日(現地時間)、クラウドサービス「Office 365」の中小企業向けプランを刷新する計画を発表した。10月1日から新プランの提供を開始する。
現在中小企業向けには「Small Business」「Small Business Premium」「Midsize Business」の3つのプランがあるが、これが「Office 365 Business」「Office 365 Business Essentials」「Office 365 Business Premium」に変わる。新プランの内容は以下の通り。
現行プランの顧客に対しては、10月1日から幾つかの機能追加を実施し、2015年10月1日以降の最初の契約更新でいずれかの新プランへの移行を促すという。
現行プランへの機能追加では、Small BusinessとSmall Business Premiumの最大ユーザー数が25から300に増え、既に最大ユーザー数が300のMidsize Businessでは1ユーザー当たりの月額料金が15ドルから12.5ドルに下げられる。Midsize Businessの新価格は、8月1日から適用される。
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