米Appleは依然として一般消費者市場に注力している。だが、近日公開予定のOS「iOS 8」とアプリケーション開発環境に関する多くの新機能は、企業のIT担当者の役に立つだろう。
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2014年6月上旬に開催された「Worldwide Developers Conference」(WWDC)の基調講演でAppleが語ったところによれば、Fortune 500企業の98%が「iOS」を使っているという。米ボストンに拠点を置くITマネージドサービスプロバイダーでApple製品の再販業者でもあるTeck Superpowersの創設者兼社長、マイケル・オー氏は「その理由は必ずしも『iPhone』が優れたハードウェアであるからではない」と指摘する。
「企業におけるAppleの成功の大半は開発努力によって成し遂げられているのが特徴だ」(オー氏)