6月といえば梅雨。梅雨といえばシトシトジメジメピチャピチャした大して強くもない雨が飽きることなく降り続けるというらしい天候が続いて、湿度が高すぎてカビが生えそうになるんだけれども、最近は何かと気候が極端になってて、いきなり豪雨が来たり、さらには雷が鳴ったりとかまびすしいのである。
昔、なんかの雑誌(ナショナルジオグラフィックスだったと思う)に、地球温暖化の過程で、豪雨や猛暑など極端な気象が増える、ということが書いてあって、ああもしかしたらこの極端な天候はそのひとつなのかもしれないなと思わされることしきり。
で、雷である。
スマホでも撮れる、簡単な雷写真の撮り方
雷鳴とどろき、雷光が空を駆け抜けると、必ず、雷がどこそこへ落ちた瞬間、って写真が新聞紙面(あるいは新聞社のサイト)を飾ることになっている。ああいうの撮ってみたいよね。
というわけで雷を撮ってみた。
一番簡単で誰でもできる方法で撮った雷写真がこれ。
撮影したのはiPhoneである。
こんな風にして撮った。普段、iPhoneケースとしてマンフロットのKLYP+を使ってるので、付属スタンドをつけて雷が来そうだなという方向にむけて置くのである。
撮影モードは動画。フルHD動画を撮影させたまま、自分はちょいと避難。まあこのときは雨が降る前だったのがよかった。カメラに写る範囲で雷が鳴ったら、iPhoneを回収し、動画を再生しながら、雷が一番きれいに写ってる瞬間を切り出してやるのである。
それをちょっと補正したのがさっきの写真。
1920×1080ピクセルのサイズまでしか撮れないのが残念だけど、この方法なら雷が鳴った数分後には雷写真をネットに上げられるという機動力を楽しめる。もちろんデジカメの動画撮影機能でも同じ。こちらはデジカメ動画から切り出したモノ。
雷光と動画の撮影のタイミングでこんな風になっちゃうこともあるので、切り出すコマは慎重に選ぶべし。
まもなく、4K動画を撮れるデジカメが登場する。いやもう登場してるんだが、4K動画なら1コマあたり800万画素相当のクオリティがあるわけで、動画からの切り出しだとどうしても静止画で撮るよりクオリティ的には不利な面もあるのだけど、800万画素相当まであれば、大きく引き伸ばしてプリントしようと思わない限り、十二分なクオリティで撮れそうだ。
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