情報サービス大手の米Thomson Reutersは、エンジニアリングの人材を発掘するための効果的な方法を考案した。クラウドソーシングの仕組みを用いることで、ファイアウォールの内側から「プロブレムソルバー(問題解決者)」を見つけ出すというやり方だ。
「従業員の隠れた才能を掘り起こすための社内コンペを大規模に実施している」。Thomson Reutersのデータイノベーションラボで責任者を務めるモナ・バーノン氏は2014年4月に開催されたイベント「Building Data Science」の基調講演でそう語った。同氏が統括するラボは社内の各チームや顧客と協力し、デジタルデータを活用した革新的ビジネスの創出を目指している。
関連記事
- 優秀な外国人社員がすぐに辞める——人材戦略の何が問題か
- グローバル人材の採用・育成 ネックになるのは“本社”
- 【事例】三菱ケミカルがグローバル人材データベース整備で選んだ製品とは
- “不採用でも優秀な人材”をキープできる「人材コミュニティー」の作り方