米Appleは6月3日(現地時間)、開催中の年次開発者会議「WWDC 2014」において、iOSおよびOS X開発者向けの新たなプログラミング言語「Swift」をリリースしたと発表した。対応する次期ツールセット「Xcod 6 beta」や参考資料はSwiftのページからダウンロードできる。
Swiftは、CocoaおよびCocoa Touch向けに設計されており、コンパイラ型言語の性能とスクリプト型言語のインタラクティビティを併せ持つという。コーディングはインタラクティブで、高速なアプリを構築できるとしている。
SwiftのコードはObjective-Cのコードと併存するので、既存のアプリのSwiftでのアップデートも可能だ。
Appleは同日、4000以上のAPIを含むiOS 8のSDKもリリースした。
関連記事
- Apple、「iOS 8」発表 「iCloud Drive」や他社IMEの解禁も
AppleがモバイルOSの最新版「iOS 8」を発表。一般には今秋に公開する。クラウドストレージ「iCloud Drive」や、インテント、サードパーティ製IME解禁を含む多数のAPI公開などが目玉だ。 - WWDCの基調講演で発表されたこと、されなかったこと
新ハードウェアや音楽サービスは発表されず、新OS X、新iOSのみになったが、iOS開発者向けには4000以上のAPIと新プログラミング言語が発表された。
関連リンク
Copyright© 2014 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.