2014年は“アンロック”に注目だ!
COMPUTEX TAIPIE 2014が、台湾の台北市で、6月3日から6月7日に行われる。きょう、6月1日はその前前日となるが、明日2日からは、大手ベンダーのプレスカンファレンスやウエルカムセッションが行われるなど、実質的には「スタート前日」といってもいいだろう。
第34回目となるCOMPUTEX TAIPIE 2014では、1700の企業が参加して5000近いブースが登場する。主催者が予想する来場者数は約13万人で、このうち海外からは3万8000人が来るという。
展示会場は例年と同じく、Taipei World Trade Center Nangang Exhibition HallにTaipei International Convention Center、Taipei World Trade Center Exhibition のHall 1とHall 3だ。このほか、会場の近くにあるホテルにプライベートブースを用意する企業も多い。
また、インテルやAMDが恒例の記者発表会を行うほか、ARMやQualcommといったモバイルプロセッサーメーカーやASUSTek、GIGABYTEなどのPCパーツベンダー、そして、Microsoftが会場の内外で説明会を予定している。
COMPUTEX TAIPEI 2014で気になるのは、なんといってもインテルの“アンロック”なCPUの動向だろう。インテルは、3日に夕方から深夜まで続く大規模なオーバークロックイベントを予定している。“Haswell Refresh”の立ち上げで登場しなかった“Devil Canyon”が登場するタイミングとしてCOMPUTEX TAIPEI 2014はまさにちょうどいい舞台となるはずだ。また、すでにその存在を明らかにしている記念モデル「Pentium Anniversary Editon」の詳細も明らかになるかもしれない。
周辺機器関連では、Intel 9シリーズチップセット搭載マザーボードで採用が進むM.2対応ストレージとSATA Express対応デバイスの動向に注目したい。すでにプレクスターなどがデバイスを発表しているが、多くの周辺機器ベンダーが参考展示や製品発表を行うものと予想される。また、モバイル関連ではウェアラブルデバイスで「台湾らしい」展示にも期待したいところだ。
そんな、興味深い情報が期待できるCOMPUTEX TAIPEI 2014の最新情報を、PC USERでは連日現地から紹介する予定だ。
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