ハードウェアやデバイスのサプライズはあるのか
いよいよ、アップルの開発者会議「WWDC 2014」が目前に迫ってきた。さまざまなウワサや臆測が飛び交っているが、日本時間の6月3日午前2時に基調講演が始まり、その全容が明らかになる。iOSの新バージョン「iOS 8」(仮称)や次期Mac OS「OS X 10.10」の発表は間違いないだろうが、iPhone 6(仮称)はどうなるのか、はたまたウェアラブルデバイスは発表されるのか、基調講演の直前まで情報が飛び交うのは毎度のことだ。
つい先日の4月29日には、「MacBook Airが値下げ——“Haswell Refresh”で高速化」が、5月28日には「米Beats Electronicsとその音楽ストリーミングサービスの「Beats Music」を30億ドルで買収」、同じく28日には「ドコモ、「iPad Air」と「iPad mini Retinaディスプレイモデル」を6月10日に発売」と、WWDCを前に立て続けに発表が行われているのも気になるところだ。
WWDC 2014で発表が予想される内容
- iOSの新バージョン「iOS 8」の発表
- 次期Mac OS「OS X 10.10」の発表、開発コード名が明らかに
- VoLTE(Voice over LTE)のサポート
- iTunesがハイレゾ音源に対応し、6月に配信開始
- iTunes Radio専用アプリのリリース
- Beatsのドクター・ドレとジミー・アイヴォンが登壇
- iCloud/iWork/iLifeの改良
- スマートホーム分野への参入
- ヘルスケア/フィットネス分野への参入
- iWatchなどウエアラブルデバイスの発表
- CarPlay続報
- iPhone 6の発表
- ハイレゾ対応デバイスの発表
- 新型Apple TVの発表
- 新型Thunderbolt Displayの発表
- 12型Retinaディスプレイの新MacBook Airを発表
- 教育市場向け低価格iMacの発表
アップルが基調講演のストリーミングを公式配信
いずれにせよ、6月3日の午前2時から、アップルがWWDC 2014の基調講演をライブストリーミングする。MacやiOS搭載デバイスだけでなく、Apple TV(第2世代以降)などからも視聴できる。
まずはこちらのページにある2010年以降のWWDCやスペシャルイベントの動画を見て、雰囲気に慣れておくのも一興だ。しかし、ティム・クックCEOの服装とポーズは、ほぼ毎年一緒で、まるでカラーバリエーションの違いといえるかも……
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