ベンチャー企業のキーバリューは4月22日、今いる場所に関連するニュースをリアルタイムに読めるGoogle Glassアプリ(Glassware)「Glassニュース」を開発したと発表した。国内ニュースに対応した初のGoogle Glassアプリという。現在地付近で起きた事件を確認したり、最寄り駅の電車遅延のニュースなどを読めるとしている。
Google Glassにインストールすると、GPSの位置情報に基づき、その場所に関連したニュースの見出しを約10分ごとに自動で読み込む。読みたい記事を選べば、Google Glass内のWebブラウザで全文を表示可能。ニュースをGoogle+やTwitter、Facebookで共有することもできる。表示するニュースは、国内のニュースサイトのみに対応している。
Google Glassは2013年から開発者向けに提供され、14年4月には米国で1日限定で一般発売された。日本では未発売ながら、日本語表示に対応している。同社は今後、Google Glassが国内で発売されれば、同アプリをGoogle Glass用アプリストアで無料で配布するという。
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