リニューアルした表紙をめぐり議論が起きた人工知能学会の学会誌「人工知能」が3月号からAmazonで販売されることになった。学会員以外にも多くの人々に読んで頂けるようにしたとという。
学会誌は隔月刊で、基本的には学会員向けに発行されているもの。リニューアルした1月号に描かれた表紙イラストをめぐってさまざまな議論が交わされた。
Amazonでは2500円で販売しているが、4月1日時点では在庫切れになっている。
同時に、1月号の表紙問題をめぐる3月号掲載の特集記事3編をサイト上で一般公開した。「『人工知能』誌の表紙デザイン 意見・議論に接して ─視覚表象研究の視点から─」(池田忍・山崎明子)、「『人工知能』の表紙に関するTweet の分析」(鳥海不二夫・榊剛史・岡崎直観)、「人工知能はどのように擬人化されるべきなのか? ─人の擬人化傾向に関わる知見と応用─」(大澤博隆)で、人工知能がまとう姿についての考察と、表紙に対する反応についての詳細な調査などが含まれる。
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