Appleが3月18日、「iPad Air」よりも安く入手できる、9.6インチディスプレイを採用した低価格なiPadを、「iPad 2」から「iPad Retinaディスプレイモデル」(第4世代iPad)に変更すると発表した。ボディカラーはブラックとホワイトの2種類で、価格は16GバイトのWi-Fiモデルが3万9800円、16GバイトのWi-Fi+Cellularモデルが5万3800円。
iPad 2は、16GバイトのWi-Fiモデルが3万9800円、同じく16GバイトのWi-Fi+Cellularモデルが5万3800円だったが、このモデルをiPad Retinaディスプレイモデルに置き換える。これまで、Apple Storeなどでは、iPad Retinaディスプレイモデルは、販売していなかったが、au Online Shopなどで、16GバイトのWi-Fi版が4万6800円、16GバイトのWi-Fi+Cellular版が5万8800円で販売されていた。つまり低価格モデルの価格は据え置いたまま、低価格iPadのスペックが大きく向上する。
このiPad Retinaディスプレイモデルは、OSにiOS 7を採用した最新モデル(iPad 2はiOS 7非対応)。CPUはA6X、5MピクセルのiSightカメラ、Lightningコネクタを備え、Wi-Fi+Cellular版ではLTEも利用できる。
本稿執筆時点で、オンラインのApple Storeでは、すでにiPad 2の販売は終了している。
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