ココが「○」 |
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・高性能CPU、高速PCIe SSDを選択可 |
・薄型軽量でバッテリー駆動時間も長い |
・液晶の画質、音質もハイレベル |
ココが「×」 |
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・集光によりIPSでは視野角が少々狭い |
・キーボードの中央部が少々たわむ |
・Photoshop Elements 12を省けない |
はじめに:PCIe SSDで爆速のVAIO Pro 13がより高性能に進化
数あるVAIOノートの中でも、パフォーマンスとモビリティを高度に両立した製品として人気が高いのが、13.3型クラムシェルノートの「VAIO Pro 13」だ。
最軽量構成で約940グラム(タッチパネル搭載で約1060グラム)の薄型軽量ボディに、最長で約13時間駆動をうたうバッテリー、PCI Express接続で非常に高速なSSD、「トリルミナスディスプレイ for mobile」と呼ばれる色鮮やかなフルHD液晶ディスプレイ、そしてソニーおなじみの音響技術など、妥協のない仕様を誇る。
「ソニーが発売するVAIO」としては最終世代になるこの2014年春モデルでは、店頭販売向けの標準仕様モデル、ソニーストアで取り扱う直販限定のVAIOオーナーメード(VOM)モデルともにスペックが強化された。標準搭載の無線LAN機能が高速なIEEE802.11acをサポートしたほか、フォトレタッチソフトのPhotoshop Elements 12が付属(VOMモデルにも付属)し、VOMモデルのCPUに従来より高速なCore i7-4650U(1.7GHz/最大3.3GHz)が加わっている。
今回はハイスペックな構成の最新VOMモデルを入手できたので、性能面を中心に実力をチェックしていこう。CPUのCore i7-4650U(1.7GHz/最大3.3GHz)は、内蔵グラフィックスに標準的なUltrabookより高性能なIntel HD Graphics 5000を採用する。また、8Gバイトのメモリ(DDR3L-1600/デュアルチャンネル)、PCI Express 2.0 x4接続の高速な256GバイトSSDを搭載するなど、1キロ前後のUltrabook/薄型軽量ノートPCとしては突出したハイスペックな仕上がりだ。
ボディと製品概要:妥協なき性能を薄型軽量ボディに凝縮
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