米Microsoftは、2012年10月に全く新しいユーザーインタフェースを搭載した「Windows 8」をリリースした。しかし、一般消費者ほど簡単に変化に対応できない企業ユーザーをないがしろにしていると厳しい評価を受ける結果になった。また、2013年度の第4四半期には、「Surface RT」の在庫調整のために9億ドルの損失を計上した。
その後、Microsoftはエンジニアリング事業を整理し、「デバイス&サービスカンパニー」として再編を行った。それから程なく、CEOのスティーブ・バルマー氏が退任を表明し、2月に後任としてサティア・ナデラ氏がCEOに就任した(参考記事:「Nokia」「Surface」をどうする? 問われるMicrosoft 新CEOの決断力)。また、Microsoftは2013年にフィンランドのNokiaを72億ドルで買収した。米GoogleのAndroidデバイスと米AppleのiOSデバイスには遠く及ばないものの、この買収によりスマートフォン市場で第3位の企業となったとみられる。
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