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片手操作に配慮した機能が充実しているのは?
今回紹介しているauのファブレットは、「G Flex LGL23」が6.0インチ、「GALAXY Note 3 SCL22」が5.7インチ、「Xperia Z Ultra SOL24」が6.4インチという大きなディスプレイを搭載しており、片手で操作をし続けるのは難しい。そこで、片手での操作に配慮した設定や機能があるかをチェックした。
片手操作の工夫が特に充実しているのが、G FlexとGALAXY Note 3だ。G Flexは「片手操作モード」を用意しており、ダイヤルキーパッドやキーボード、フロントタッチボタン(オンスクリーンキー)を左右に寄せられる。GALAXY Note 3には、画面全体を縮小表示する機能があり、機能を問わず片手で操作しやすくなる。ホーム画面上でのアプリ選択や、SNSアプリの更新ボタンなども片手では押しにくいこともあるので、うれしい設定だ。Samsung日本語キーパッドの設定からは、キーサイズの変更も可能だ。
G Flexは、電源キーとボリュームキーが背面に搭載されているのも個性的だ。また、G Flexではディスプレイを2回タップするだけで画面のオン/オフができる。これらも片手操作に配慮した措置だといえるが、電源キーとボリュームキーのどちらを押しているかが分からなくなるときがある。また、電源キーとボリュームキーを同時に押すスクリーンショットがやや撮りにくいので、個人的には、ボリュームキーは側面にあってもよかったと思う。
Xperia Z Ultraは、片手操作に特化したモードは用意していないが、POBox Touchのキーサイズを自由に変更できるのが便利。G Flexのキーボードは「あ/AB」キーの長押し→キーボードスタイルを変更すれば、左右どちらかに寄せられる。GALAXY Note 3のキーサイズを変更するには、「設定」→「コントロール」→「言語のと文字入力」→「Samsung日本語キーパッド」から「キーサイズ」または「片手操作」を呼び出す必要があるので少々面倒だ。Xperia Z Ultraのキーサイズは、文字入力画面から「あA」キー長押し→キーサイズ変更アイコンをタップすれば、指で自由に調整できる。
結論
- 片手操作の工夫が見られるのはG FlexとGALAXY Note 3
- キーボードのサイズを変更しやすいのはXperia Z Ultra
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