dynabookシリーズの特徴
ラインアップ
- 8型Windowsタブレット「dynabook Tab VT484」(継続)
- 超高解像度Ultrabook/プレミアムモバイル「dynabook KIRA V834/V634」(継続)
- 15.6型タッチ対応スタンダードノート「dynabook T654」
- 15.6型スタンダードノート「dynabook T554」
- タッチ対応低価格ノート「dynabook N514」
- 23型AV液晶一体型「dynabook REGZA PC D834」
- 21.5型AV液晶一体型「dynabook REGZA PC D714/D713」
- 21.5型液晶一体型「dynabook D614/D513」
- 標準電圧版CPU搭載の高性能+長時間モバイル「dynabook R734」(継続)
- 11.6型フルHDな2in1 Ultrabook「dynabook V714」(継続)
- 15.6型高性能AVノート「dynabook Qosmio T953」(継続)
ハードウェア
- AV液晶一体型シリーズに23型ディスプレイ搭載モデルを追加(dynabook REGZA PC D834)
- CPUは下位モデルを除き第4世代Coreプロセッサー・ファミリーを採用
- 無線LANの新規格 802.11ac対応モデルを下位シリーズまで拡充
- フルHD/IPS液晶モデルをスタンダードモデル(T654/T554)まで拡充
- 将来の拡張のため、メモリを1枚化(4Gバイト×2→8Gバイト×1でスロット1つ空き仕様に)
ソフトウェア
- OSは64ビット版Windows 8.1を採用
- オフィススイートはOffice Home and Business 2013が付属
- 「dynabook REGZA PC D834」「dynabook T654」にAdobe Photoshop Elements 12が付属
- DTCP-IP対応テレビ連携ソフト「RZスイートexpress」の機能拡充(他社レコーダー対応機種拡大)
- XP搭載PC対応の環境引っ越しソフト「PC引っ越しナビ」が付属
- 無料相談・サポートメニュー「東芝PCあんしんサポート」「遠隔支援サービス」「海外保守サポート」が付属
高性能AV液晶一体型からタッチ対応スタンダードノート、低価格なベーシックタッチノートまで幅広いラインアップで展開
東芝は2月12日、2014年春商戦向けPC 8シリーズ全24モデルを発表。2014年2月21日より順次発売する。
今回の新モデルに加え、8型Windowsタブレット「dynabook Tab VT484」、高精細ディスプレイ搭載Ultrabook「dynabook KIRA」、着脱2in1スタイルのUltrabook「dynabook V714」、スリム&長時間モバイル「dynabook R734」、タッチ対応AVノート「dynabook Qosmio T953」は2013年秋冬モデルを継続して販売する。
8型Windowsタブレット「dynabook Tab」、超高精細Ultrabook「KIRA」シリーズは秋冬モデルを継続販売
注目度の高い8型Windowsタブレット「dynabook Tab TV484」、13.3型で2560×1440ドット表示対応のプレミアムUltrabook「dynabook KIRA V834」は仕様を同じく2013年秋冬モデルを継続して販売する。
dynabook Tab TV484は、8型サイズで445グラムの小型軽量なWindows 8.1タブレット。クアッドコア/4スレッド同時処理対応のAtom Z3740(1.33GHz/最大1.86GHz)、2Gバイトのメインメモリ、64Gバイトのフラッシュストレージ(上位モデルの場合、下位モデルは 32Gバイト)、ディスプレイは1280×800ドット表示対応で静電タッチパネル付きの高視野角8型ワイド液晶を搭載する。
なお、2013年12月末まで展開していたBluetoothキーボードプレゼントキャンペーンを引き続き実施する。対象はdynabook Tab VT484シリーズ購入者全員。対象購入期間は2014年2月1日から2014年3月30日。対象機種を購入し、応募期間内(2014年4月4日まで)にキャンペーンサイトから東芝会員サイトに登録し、応募すると権利が得られる。プレゼント対象機機はBluetooth接続対応キーボードの「Wedge Mobile Keyboard(U6R-00022)」となる。
dynabook KIRA V834は、13.3型で2560×1440ドットの高精細ディスプレイが魅力のプレミアムUltrabook。Core i5-4200U(1.6GHz/最大2.6GHz)、8Gバイトメモリ、128GバイトSSD、802.11a/b/g/n/ac対応無線LANなどを搭載。本体サイズは316(幅)×207(奥行き)×9.5〜19.8(高さ)ミリ、重量は約1.35キロ。バッテリー動作時間は約14時間を実現する。
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フルHDモデルを拡充した15.6型スタンダードノート「dynabook T654/T554」
15.6型サイズのスタンダードノートPC「dynabook T654/T554」は、クアッドコアの第4世代CoreプロセッサーやフルHD(1920×1080ドット)表示対応の液晶ディスプレイ、8Gバイトのメインメモリ(8Gバイト×1)、802.11ac無線LANなど、家庭用途に適したサイズ感と使いやすさをそのままに、今後数年使用することを想定した高性能さを盛りこんでリニューアルした。
T654は画面に触れてWindows 8.1を操作できるタッチパネルを内蔵する上位モデル。高精細な高輝度フルHD液晶パネル、4K出力対応HDMI端子、無線LANの新規格「IEEE802.11ac」対応無線モジュールの採用に加え、メインメモリを将来の拡張を見据え1モジュール化とした。容量は8Gバイトで変わらないが、前モデルの4Gバイトモジュール×2枚仕様から、8Gバイトモジュール×1枚の仕様とし、別途8Gバイトモジュールを追加することで16Gバイト(8Gバイト×2)の構成に拡張できる。
T554は、T654よりタッチパネルを省きつつ4色のカラーバリエーションを用意して展開する主力モデル。上位モデルはT654と同じ高輝度フルHDパネルを採用した高性能志向の仕様に、下位モデルはCore i5/Core i3、メモリ容量(下位は4Gバイト)、光学ドライブの仕様(上位はBlu-ray Discドライブ、下位はDVDスーパーマルチ)とすることでより購入しやすい価格帯としている。カラーバリエーションは、プレシャスブラック、リュクスホワイト、モデナレッド、ライトゴールドの4色(T554/76L、T554/45L)。
価格はそれぞれオープン、発売時想定価格はT654が20万円前後、T554/76Lが18万円台半ば、T554/56Lが16万円台半ば、T554/45Lが13万円台半ば。発売はT654/78Lが2014年3月下旬予定、T554/76L・56L・45Lが2月21日。
実売9万円台からの低価格+小型ボディのエントリータッチノート「dynabook N514」
エントリーモデル「dynabook N514」は、低価格、小型サイズ、タッチ対応の特長はそのままに、OSを最新の64ビット版Windows 8.1に、CPUもCeleron N2820(2.13GHz)に代え、基本性能を向上させた。
主な仕様は、タッチ対応11.6型ワイド液晶ディスプレイ(1366×768ドット)、Celeron N2820(2.13GHz)、4Gバイトのメインメモリ、500GバイトのHDD、802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI出力、有線LAN、アナログRGB出力など。
本体サイズは284(幅)×208.6(奥行き)×13.8〜23.5(厚さ)ミリで、重量は約1.5キロ。バッテリー動作時間は約4時間。価格はオープン、発売時想定価格は9万円前後となる。発売は2014年2月21日。
23型の大画面モデルが復活した地デジ搭載AV液晶一体型「dynabook REGZA PC D834/D714/D713」
デジタル放送チューナーを軸に東芝ならではのAV機能/AV連携機能を盛りこんだ液晶一体型PC(AIO)が「dynabook REGZA PC」シリーズだ。タッチパネル付き23型ディスプレイを採用する上位モデル「D834/T9L」、プライベートルームでも使いやすいサイズの21.5型ディスプレイ搭載モデル「D714/D713」を用意する。
23型、21.5型ともに高精細なフルHDディスプレイとデジタル放送チューナーを内蔵。23型モデルは3波(地上デジタル/BSデジタル/CSデジタル)ダブルチューナーとWindows起動なしにテレビ放送をすぐ使用できる「今スグTV」機能を備える。BDXL対応Blu-ray Discドライブ(下位モデルはDVDスーパーマルチ)、高品位ステレオスピーカー(D834はharman/kardonブランド、D714/D713はオンキヨーブランド)とソフトウェア音場補正「DTS Studio Sound」を備え、AV統合ソフトウェア「dynabook TV Center」により、録画番組の管理・編集・書き出しからネットワーク出力(DLNAサーバ機能)などが行える。
また、D834は写真趣味の活用シーンを広げるAdobe系ソリューションもプリインストールする。Adobe Photoshop Elements 12を軸に、写真をクラウドストレージで管理できるAdobe Revel、スマートデバイス向け編集アプリAdobe Photosop Expressなどと連携して「PCこそ写真を活用する最適なデバイス」と訴求する。
価格はそれぞれオープン、発売時想定価格はD834/T9Lが24万円前後、D714/T7Lが21万円前後、D713/T3Lが15万円前後となる。
テレビ機能を省き、低価格化した21.5型液晶一体型「dynabook D614/D513」
「dynabook D614/D513」は、デジタル放送チューナーを内蔵するdynabook REGZA PC D714/D713から「テレビ機能は不要なので、その分リーズナブルに」のニーズに応える高性能志向の液晶一体型PCとしてラインアップする。
上位モデルD614/54Lの主な仕様は、クアッドコアのCore i7-4700MQ、8Gバイトのメインメモリ、2TバイトのHDD、BDXL対応Blu-ray Discドライブ、802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、USB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI入力×1、ギガビット有線LAN×1、オンキヨー製ステレオスピーカーなど。HDMI入力端子により、AV機器(Blu-ray Discレコーダーなど)や家庭用ゲーム機のモニターとして、あるいは他のPCのセカンドディスプレイとして活用できる。
発売時想定価格はD614/54Lが19万円前後、D513/32Lが14万円前後となる。発売は2014年2月21日(D713/T3Lのみ2月28日)。
長時間モバイル「R734」、デタッチャブルUltrabook「V714」も継続販売
モバイルノートPC「dynabook R734」、ディスプレイが分離するデタッチャブルUltrabook「dynabook V714」も2013年秋冬モデルの仕様をそのままに継続販売する。
dynabook R734は、13.3型で約1.5キロ、光学ドライブ内蔵で最大20時間の長時間動作を特長とするビジネスシーン向けのモバイルノートPC。標準電圧版のCore i7-4700MQ、8Gバイトメモリ、1Tバイトハイブリッドドライブ(NANDフラッシュ内蔵HDD)、Blu-ray Discドライブなど、Ultrabookより高い性能+使い勝手をモバイル環境で運用したい層に向く。
dynabook V714は、ディスプレイとキーボードを分離できる機構を備えた2in1スタイルの11.6型Ultrabookシリーズ。机上ではキーボードを使うUltrabookとして、モバイル時はディスプレイ部のみを外してWindowsタブレットとして、利用シーンに応じて使い方を変えられるスタイルを特長とする。
タブレット単体の重量は約870グラム(下位モデルは約825グラム)で、キーボードを装着したノートPCスタイル時は約1.47キロ(上位モデル)。10点マルチタッチでのタッチ操作に加え、1024段階の筆圧検知機能を備えたデジタイザーペン操作にも対応する。
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XPからの移行、データ引っ越し作業「無料で代行」の施策も
2014年4月のWindows XPサポート終了を控え、個人ユーザーに向けた買い換え促進施策も本格的に実施する。
まずは「データ引っ越し代行無料」キャンペーン。東芝(東芝情報機器)が展開する「東芝PC移行作業代行サービス(引取サポート)」の代行作業代金(通常は7500円)を無料にする「PCデータ移行も、東芝にまかせちゃおう!キャンペーン」を実施する。2014年春モデル購入者(購入対象期間は2014年3月31日まで)を対象に、ユーザーの古いPCの設定やデータを新しいdynabookへ移行する作業を代行してくれる。応募期間は2014年4月14日まで。
東芝PC移行作業代行サービスはこのほか、東芝のスタッフが移行したいPCを遠隔操作しながらデータの移行作業を代行する「遠隔サポート」(1万1000円)、東京・秋葉原の“東芝PC工房”へ持ち込み、データの移行作業を行ってくれる「対面サポート」(7500円から)、東芝のスタッフが自宅へ訪問し、設定作業の代行+Windows 8.1の基本操作レッスンを行う「訪問サポート」(2万3000円から)なども用意する。
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