米Microsoftが1月2日(現地時間)に発表した2014年第2四半期(10〜12月期)決算は、売上高が14.3%増の245億1900万ドル、純利益は2.8%増の65億5800万ドル(1株当たり78セント)だった。ホリデーシーズンの「Surface」や「Xbox One」の売り上げが好調で、売上高は四半期としては過去最高を記録した。営業利益は2.5%増の79億6900万ドル。
Surfaceシリーズの売上高は前期の2倍以上の8億9300万ドルだった。Xboxシリーズ(Xbox OneとXbox 360)の販売台数は740万台で、Xbox Oneは390万台だった。
売上高を部門別にみると、コンシューマー向けWindowsおよびOfficeのライセンス、SurfaceやXboxなどのハードウェア、BingやXbox LIVEなどのオンラインサービスを扱うデバイス&コンシューマー(D&C)部門の売上高は前年同期比13%増の119億1000万ドル。コンシューマー向けWindowsの売上高は3%減の53億8400万ドルだった。SurfaceとXboxの売り上げは上記の通りで、ハードウェアの売上高は68%増の47億2900万ドル。Bingによる検索広告の売上高は34%増加した。
企業向けのOfficeやサーバ製品を扱うコマーシャル部門の売上高は10%増の126億7000万ドル。SQL ServerとSystem Centerの売上高は2桁台の増加だったという。Office 365とAzureのユーザーは3桁成長だったという。
(この記事は電話会見終了後に更新する予定です。)
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